あさひなぐ 11巻:旭、真の主役に。あと久保ちゃんかわいい

2014/05/24Comic 漫画, 小学館

交流戦中盤の第11巻。表紙のりりしい旭が今巻の内容を象徴しているねぇ…。

今巻の見どころはなんといっても旭の覚醒、これに尽きる。実際今巻では真春も寧々も試合があったけど、旭の活躍の前ではかすんでしまったしなぁ。

凡人が努力で才能を開花させていくのはスポ根ものの定番だけど、やっぱりこの王道感はいい。そこに将子の“才能”を否定する言葉をたたみかけてきたり、文句なしに過去最高の熱さだ。

しかし、これで愛山の久保も寧々と並んで旭のライバルキャラ昇格は必至。真面目なところとか先輩になついてるところとかクセッ毛なところとか、何もかもがかわいい。合宿編が終わったらまたしばらく出番がなさそうなのが実に惜しい…。

惜しいといえばその対久保戦、一部で流れが理解しにくいところが。具体的には久保の小手が入った見開き(P142-143)だけど、まだ試合続行なのがわかりにくくて緊張がいったん切れてしまった。決着後にさくらが説明を求めたり、試合の冒頭でも一度久保の面が無効になるシーンがあったりと理解の手助けはあるんだけど、たとえば同じ見開き内の左下あたりで真春かやす子先生が「まだよ!」みたいなセリフを叫ぶコマがあったらもっとわかりやすかったと思う。もっとも、逆に言うと今巻ではそこくらいしかケチのつけようがないわけだけど。

さて、次は対熊本東戦だけど、真春以外は見せ場なしだろう。ここはラスボスの実力の一片を見せるのが本旨のはずなので、サクッとまとめてまた学校編に戻る感じだろうか。そろそろまた旭と宮路弟のラブコメモードも見たいぞ…。

蛇足ながら今巻収録の第121話、扉絵のタッチがいつもとちょっと違っていて目に留まった。『ツルモク独身寮』の窪之内英策っぽいというか。両作品とも同じスピリッツだし、意識したところもあるのかしらん?




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