日々蝶々 5巻:物語は一気にペースアップ。新展開の序章か?

2014/05/24Comic 漫画, 集英社

日々蝶々 5 (マーガレットコミックス)
森下 suu
日々蝶々 5

表紙のあや&ゆりがいかにも少女漫画って雰囲気でよいですなぁ。

前巻のラストで居たたまれなくなって逃げ出した川澄くん、このままグズグズな展開に突入するかと思いきや、なんとかギリギリのところで踏みとどまった。

そしてここから今までの超スローペースを一気に取り戻さんばかりの勢いで話が展開。んんー、これはこれで2828できるけど、「お互いの気持ちはもうわかってて、あとはもうどちらかが言い出すだけ」という、恋愛で一番おいしいところが終わってしまうのかと思うとちょっと残念でもある。とはいえ、今巻の川澄くんは前巻ラストでの失点を一気に取り返してくれたので読んでいて気持ちがいい。

一方、距離を縮めた川澄くん&すいれんの周囲もざわつき始めた。すいれんの両親、あや&ゆり、りょーすけ、そして小春。とりわけ小春は前巻でまったく出番がなかっただけに、ちょっとだけでも復帰してくれたのは嬉しい。彼女には早いところ立ち直って欲しいところだけど、まだ時間がかかりそうだねぇ。そしてりょーすけは何気にあやに対して小フラグ立ててるな…。

といったところで、本作の最大の特徴である超スローペース展開が一気になりを潜めた第5巻だった。川澄くんとすいれん、ふたりのキャラクターからすると今巻ほどのスピーディ展開がこのまま継続とはならないだろうけど、今後は“普通の”恋愛ものとしても存在価値を示さないといけないような気がする。サブキャラたちの動向も含め、この先どんな風に話が転がっていくのか、不安と期待を抱えつつ次巻を待ちたい。




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