[漫画] 重版出来! 4巻:新人漫画家の運・不運が描かれる一巻

Comic 漫画, 小学館

紙版から3か月落ちをさらに遅れて今ごろ読了。小学館のコミックスは自分がメインで利用しているBOOK☆WALKERでほぼ買えない&kindleでも電書化が遅いのがなんとも。『月影べイベ』や『あさひなぐ』も最新刊まで来ないしなぁ…。抗うのも結構だけど、新しいビジネススキームを思いつかないなら素直に時代の流れに乗っておくれよん>小学館

…という愚痴はともかく第4巻。

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今巻は前巻から引き続き東江さんの苦難と、“潰しの安井”こと安井編集の過去話。

安井の過去話はそれはそれで同情の余地もあるけど、その結果が今のキャラクターだとしたらちょっと大人げないというか、編集者としては不器用だなぁと。ただまぁなんにせよ、安井のキャラが今回ひと通り描かれたことで、今後は「主人公・黒沢心とは違うスタンスで漫画業界を支える編集者」というサブキャラ的立ち位置に落ち着くのだろう。

そして安井との仕事を終えたことでいろいろなことに気がついた東江さん、この後はどうするのかしらね。いち読者としては次は黒沢と組ませてあげて欲しいけど、彼女もまた今巻でエピソード1完結、といったところなのでいったんフェードアウトかなぁ。

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一方、今巻の後半は奇才・中田のエピソードへシフト、次巻もおそらく彼がメインで話が進むものと思われる。大塚、東江の2人が比較的「誰もが思い描く新人漫画家の姿」なのに対し、中田はまさに“漫画的”なキャラクターなので、そんな彼がデビューするまで(あるいはデビューできない様)をどうやって描くのか非常に楽しみ。フィクション多めの漫画チックな展開になるのか、フィクションとリアルをバランス良く配した展開になるのか…。

ということで、電書版の刊行ペースや販売ルートには不満が残るものの、まだまだ先が気になる作品。早期の電書化もさることながら、kindleストア以外にも卸してくれるようになることを期待。




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3巻 2巻 1巻



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