[漫画] 聲の形 6巻:各キャラの視点から事件の複雑さに迫る

2016/09/25Comic 漫画, 講談社

もちろん今回も電書版で。というか最近はもう紙でほとんど漫画買ってないな…。

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さて、前巻ラストで衝撃の飛び降り自殺を図った硝子。そしてそれを救おうとした石田は硝子と引き換えに転落事故。一命は取り留めたものの、意識不明の重体に。

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一方、石田が意識不明で入院している間、石田と硝子を取り巻く人々はそれぞれの立ち位置から今回の事件をきっかけに自身の立場や気持ちを整理することに。考えてみれば石田以外のキャラクターの視点から物語が進むことって、結弦を除くとほとんどなかった気がする。今巻ではそれぞれのキャラの視点からこれまでの経緯を語ることで、硝子・石田を中心とするいじめ問題が実に複雑な問題であることを浮かび上がらせた。

と同時に、それぞれのキャラが自身の気持ちを明らかにすることでキャラに対する愛憎も増した。植野がストレートに自分の気持ちを認めたことにはグッときたし、川井は(男性から見たら)やっぱりイヤな女だなーとか、真柴はまだ何かやらかしそうな雰囲気があるなーとか、結弦は本当に硝子が大事なんだなー、とかとか。

そんなサブエピソード群からラストで石田の復活など、単行本としての構成もバッチリだし、いよいよクライマックスに向かうんだなぁ、という期待も高まる。

すでに告知されているとおり次巻(7巻)でいよいよ完結。連載のほうは今まさに終了直前なのかな? 映画を完成させるところまでは予想できるけど、そこからどんな結末が用意されているのか…。どんな結末になっても議論の余地ありまくりの作品なので、自分も今からそこに加われるように心して待ちたい。

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