[漫画] 魔法使いの嫁 1巻&2巻:なんだかTYPE-MOONな匂いがする…

Comic 漫画, マッグガーデン

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だいぶ前にまとめてBOOK☆WALKERで買ったのだけど放置していた。なんでも「このマンガがすごい! 2015」でオトコ編第2位だそうで。

羽鳥チセ15歳。身寄りもなく、生きる希望も術も持たぬ彼女を金で買ったのはヒト為らざる魔法使いだった……。『ふたりの恋愛書架』(まんがタイムきららフォワード刊)の気鋭・ヤマザキコレが描く異類婚姻幻想譚が堂々、開演!(公式サイト・作品紹介より)


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そのビジュアルから最初は『美女と野獣』のようなストーリーを期待していたのだけど、魔法使い・エリアスがはなから人間ではないのと、魔法で普通に人間の顔になれる時点でその目は消えた。まぁ「嫁にする」とは言っているので、ラブロマンスの目も皆無ではないのか。

オトコ編でランクインしているのは主に掲載誌のジャンルのせいだろうけど、この手の「紳士な大人の男性とそれに護られるか弱い少女」というモチーフは女性にも受けは悪くないと思われる。

ストーリー的にはふつうに魔法ファンタジーというか、魔法というギミックを用いながら“世界の理”的なものを語る側面もある。そのバランスが今後どうなるかは2巻までの時点では予想しづらいけれども。

また、本作の特徴としてもう1つ挙げられるのは“厨二っぽさ”。さらにハッキリ言うと“型月厨”っぽさである。

もともと魔法という題材を扱っているだけに厨二っぽくなるのは当然だけども、加えてやたらルビの多い造語、やたらと意味深かつ修辞的なセリフ、「魔法使い」と「魔術師」という区分など、いわゆる「型月厨」が好みそうな要素がてんこ盛りである。型月厨と言われるクラスタがいまだ存在しているのか、いるとしてどれくらいの規模なのか知らないけれども。

あくまで直感だけどこの作品、設定&着地点をあんまり詰めないまま進んでいる気がする。作者が描きたいものを情熱のまま描いているのはよく伝わるのだけど、それが逆に行先不明な感じもしてちょっとだけ不安でもあるという。

とりあえず2巻の引きが気になるので購入継続予定だけど、作品が今後どういう方向に向かうのかでまた評価が変わりそう。魔法の実践をメインにするのか、設定をもっと詰めて世界の理を語る方向にするのか、あるいはその両方をバランスよく進めるのか。個人的には前者寄りであまり長編化しないほうが望ましいかも。







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