ニセコイ 5巻:全ヒロインにお当番回あり、充実の一巻

2013/06/04Comic 漫画, 集英社

ニセコイ 5 (ジャンプコミックス)
古味 直志
4088706021

相変わらずラブコメ街道快走中。
年明け早々こんな2828展開が楽しめるとは…。

ということで第5巻、前巻から引き続き第3のヒロイン・万里花のエピソードからスタート。

もっとも、もちろん彼女も“約束の君”であるという確証はなく、恋のレースに参戦表明するに留まった。

今のところ先行キャラがかなり優位なうえ、そもそも楽の気持ちが“小野寺ときどき千棘”なので、現時点で万里花の目はほぼなさそう。実際、この後のお話でも万里花はあくまで賑やかし役に留まっているし。

ただ、万里花はまだ病弱属性というカードを切っていないので、ひょっとするとこの先大逆転…の可能性はやっぱり低いだろうけど、最低もう1回は大きな見せ場があると期待できそう。

そして今巻のポイントは、万里花だけでなく、千棘、小野寺さん、誠士郎のヒロイン全員のお当番回エピソードが収録されていること。この構成はある程度計算されてはいたのだろうけど、きっちり単行本に納めてくれたのは読者としては嬉しいところ。ちなみに今巻は3、4巻より1話多い10話収録で、ページ数もいつもよりやや多い。このあたりは作者だけでなく編集サイドもGJだ。

しかしここまで読み続けてきて気がついたけど、この物語のペースメーカーは実は小野寺さんだったんだなぁ。

小野寺さんは例えるならカードの7並べでいうところの6か8のカードを持っていて、彼女が止めているカードを1枚切れば一気に話が進みそうなんだけど、毎回あと一歩というところで踏みとどまってしまうという。もっとも、そのじれったい感じが2828感を増幅させてくれてはいるのだけど。

ただ、今巻の引きでなんだかカードを1枚切りそうな素振りを見せたので、今回もフェイクである可能性は否定できないながらも、いつも以上に次巻が気になってしまう。うーん、まだしばらくは死ねそうにないな…。






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