ニセコイ 11巻:万里花のターンになるも不安の種が…

2014/12/06Comic 漫画, 集英社

TVアニメのほうは結局3話くらいで切ってしまったわけだが。

さて今回、まずは前巻から続く楽の記憶喪失エピソード。ある程度予想していたけど、このテンプレなギャグっぽいエピソード中に、物語の土台にある10年前のエピソードがぬるっと差し込まれた。しかも小咲が言い出せないままでいた「楽と昔会っているかも」ということまであっさり語られた。記憶喪失のオチもかなり乱暴なうえ、さらにこのエピソードで“4人目”の存在まで暗示されてしまうなど、なんだかスッキリしない流れ。

そして中盤に春のお当番会を挟みつつ、後半は万里花メイン回。今回のエピソードで登場した篠原御影、私、気になります!ぶっちゃけ御影が登場したときは「こいつが“4人目”か!?」と思ったけど、どうやらとりあえずは今回だけのゲストキャラ扱いっぽい。

その御影の役割は、これまた以前からほのめかされていた「万里花の抱える秘密」を明かすきっかけになること。そしてその役割をキッチリ果たしていさぎよく退場。

万里花の抱える秘密はまぁベタに病弱設定ってとこだろうけど、作品内容的にはガチなやつではないだろうし、すでに物語がここまで長期化していると逆にもう出しどころを逃してしまっている感も。

…と、今巻の展開を見て、これは引き延ばしフェーズに入ってしまったのではないかという不安がわいてきた。あるいは逆に、曖昧だった設定や忘れかけていた設定を今ここで吐き出すことで、この先ハイペースで物語を終わらせるための整理フェーズに入ったのかもしれない。個人的に後者の可能性は低いと見るけども。

いずれにせよ、今巻は全体としてかなり雑な展開だったと言わざるを得ない。たまたま今巻にイマイチなエピソードが集まってしまっただけかもしれないけど、そろそろシュリンクする方向に進むタイミングなのかもなぁ…。






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