ぽちゃまに 2巻:毒気のなさがちょっと物足りないかも?

2013/12/01Comic 漫画, 白泉社

ぽちゃまに(2) (花とゆめコミックス) (花とゆめCOMICS)
平間 要
ぽちゃまに 2巻

カバーデザインを『花とゆめ』コミックスのテンプレから変えてきたなー。ちょっと出世した感じ?な第2巻である。

1巻の感想でも書いたけども、恋愛ものとしてはすでにこれ以上語ることはないのよな。ヒロインの紬は自らのぽっちゃりを肯定しているし、お相手の田上くんはぽっちゃりしか愛せない病気だし。

どうしてもというなら田上くんが紬の妹に手を出すという鬼畜な展開もできるけど、作品のテイストとしてそれはありえないだろうしなぁ。

今巻ではさらに田上くんが紬の家族に受け入れられて、恋愛ものとしてのカードはほぼ切ってしまった感が。次巻予告を見るかぎり今度は田上くんの家庭サイドに振るようだけど、それとてネタ的には引っ張って1巻が限界っぽい。よほどのことがないかぎりあと1 or 2巻で完結だろうか。

とりあえず今巻では田上くんが1巻に比べてだいぶ常識人になったので、1巻で感じた不満はけっこう解消された。このまま1巻の設定はなかったことにして、ごく普通の高校生カップルのお話としてまとめてもらうのが個人的には嬉しいかなぁ。もっとも、それだと本作の特異性がだいぶ薄れてしまうので加減が難しいところではあると思うけども。

といったところで、個人的には1巻のときほどのインパクトは感じられなかった。テーマ的にもこのあたりが〆どころかもしれない。

なお、巻末には読切『アナタじかん』も収録。これが作者のデビュー作なのかな?




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