青春★オノマトペ 1巻

2014/11/16Comic 漫画, 講談社

青春★オノマトペ(1) (KC KISS)
江本 晴
4063408663

『思春期飛行』に引き続き購入。

講談社の漫画なのに『ドラゴンボール』推しすぎだろ!

…というツッコミはさておき、江本晴氏の初連載である。

富士ユキオ、16歳。あかるく元気な女子高生。高一の夏、ユキオはバイトに学校、友達とのおしゃべり……楽しい毎日を送りながらも、心のどこかでは、むずむずするような不完全燃焼な気分を感じていた。そんなユキオの今の一番の楽しみは、バイト先のパン屋さんに来るお客さん・ノンダさんと話をすることと、動画サイトで見つけた天才的ギタープレイヤー「木T兄さん」の動画を見ること。どちらもユキオにとって至福の時間だった。しかし、ノンダさんに奥さんがいると知ってしまったことで、目の前は一瞬にして真っ暗に……。女子高生にとって失恋は一大事件。絶望の淵に立たされたユキオの前に現れたのは、ギターを背負ったオタクだった!?


というお話(カバー表4あらすじより)。ニコ動の「演奏してみた」が装置として出てくるあたり、今風だなぁと。ゆるい作風と合わせて今井哲也『ハックス!』をちょっと思い出した。

さて肝心の内容はといえば、短編集の『思春期飛行』と違ってこちらは連載ということもあり、まだこの先どうなるかまったく見えない。時間的に『思春期飛行』からあまり経っていないこともあり、画力も目に見えて向上してはいない。

一方、1巻通して読むと物語としてはけっこうペースが早い。キャラクターの性格や絵柄のせいでそう見えにくいけど。そして話がちょうどひと区切りついたところで以下次巻となったので、ここからどういう展開を見せるかで継続するかどうか決めようと思う。

キャラ的にはユキオの友人の蓉子がいい味を出している。弥一郎も(次巻予告と併せ)けっこう“大人”キャラっぽいので、こいつがどう波風を立ててくれるかにも期待できそう。

ただ、掲載誌のわりに今のところあんまり少女漫画というか女性層向きな雰囲気が漂っていないんだよなぁ。やはり登場人物のキャラ設定のせいか。男女の組み合わせってことでこの先恋愛要素が加味されていくとは思うけど、氏の作風がどんなものかまだわからないので、そういう意味でも続きが気になる作品だ。



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