[漫画] シリウスと繭 1巻:静かな中にもドラマがある良作

2015/01/04Comic 漫画, 集英社

シリウスと繭 1 (マーガレットコミックスDIGITAL)
小森 羊仔
B00B45DCNW

カバーイラストとタイトルに惹かれて購入。って、半年近く前に出た作品なのか。

お話的にはシンプルなボーイミーツガール。取り立ててドラマチックな展開はないものの、ゆっくり丁寧に描かれているのと、作品全体に漂う透明感が心地よい。

キャラクターは主人公でヒロインの繭子もさることながら、相手である北見ハルのどこか超然としたキャラクターが素敵だ。そしてもうひとりのキーパーソン・笹原芽美もいじらしくていい娘。というより、実際は彼女がダークサイドに走らなかったことがこの作品の雰囲気に大きく貢献しているのだと思う。

物語的にはこの第1巻で第一部完のようで、2巻への引きもしっかり用意しているあたり、第1話の入りも含めて構成的にもぬかりなし。

あと、シンプルな絵柄も個人的にはツボ。どこか中村佑介風な感じがあるけど、意識しているのかしら。

…と、感想を書き連ねてみると単に自分の好みに合っているだけでなく、作品としてクオリティが高いのだと気づかされた。カバーイラストの第一印象だけで買ったけど、見事に大当たりを引いた感じでいい気分。

連載が順調に続いているなら、年明けくらいに2巻発売かな。知るのが遅れたことがかえっていい方向にはたらいたというか、とにかく今から楽しみだ。






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