[漫画] てんまんアラカルト 1&2巻:『水の森』の人間ドラマ再び?

2014/12/22Comic 漫画, 講談社

てんまんアラカルト(1) (講談社コミックス月刊マガジン)
小林 有吾
4063713385

てんまんアラカルト(2) (講談社コミックス月刊マガジン)
小林 有吾
4063713512

『水の森』の小林有吾の最新作…って、もう2巻まで出てるじゃん! なんたる不覚。
ということで、2巻が店頭に並んでいるのに気づいて1巻ともども購入。『水の森』では泣かせる人間ドラマで大いに感動させてもらったけど、はたして今作はどうだろうか。

本作は問題児の高校生・七瀬蒼司が料理を通じてさまざまな人たちと交流していく人間ドラマ(になるものと思われる)。

人物はこの2巻までにそれなりの数が登場しているけど、蒼司を筆頭とするレギュラーキャラの設定&配置には『水の森』と共通するものが見える。どうやら自分の期待するようなストーリーを展開してくれそうで、『水の森』にハマった身としては大きなプラス要素だ。

物語の柱となる料理に関しては、プロの監修も入ってかなり本格的。というか、本格的すぎて家庭でお手軽に試せるようなものは少ない気がする。せっかくだからプロのお店とコラボして作中の料理を再現する企画とか…はよっぽど人気が出ないと無理か。

また、エピソードごとにゲストキャラ登場→蒼司が料理を振舞う、というのが物語の基本構成なので、ほどよい長さで都度話が完結するのでテンポもよい。このへんは月刊誌連載というのも意識してだろうけど、これまた個人的にはプラス要素。

登場人物に関してはレギュラー・ゲストともに癖は強いが魅力的なキャラクターばかり。メインヒロイン(?)である天満の両親がやや問題のある人たちっぽいのが気になるところではあるけれども、この作者ならそれも上手く昇華してくれるだろうと勝手に期待している。個人的には準レギュラーになりそうな星奈お嬢が今のところイチオシかな。

ということで若干出遅れてしまったけど、3巻以降も大いに期待。個人的には長期化も大歓迎だけど、案外ドラマ要素よりも料理ネタのほうが先に尽きてしまいそうな気がしないでもない…。



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