夏の前日 5巻:ひと夏の恋の終わり。そして『水と銀』へ

2014/10/12Comic 漫画, 講談社

(2014/10/12エントリー)
完結。うーん、青年期のほろ苦い思い出ってやつですのぅ。

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結局哲雄は華美への想いを捨てきれず、一方の晶は哲生に求めていたものが失われつつあったのと、なにより年上の大人としての体面が足かせになって別れることに。それでも晶が最後に本音を吐露するところは思わず切なくなってしまう。

すでに『水と銀』(『水の色 銀の月』)の内容を知っていると、『水と銀』での哲生の性格・言動が晶との経験と地続きになっているのだなぁと感慨深い。そしてその後の哲生と華美の関係を思い起こすとなんだか2828していまう。

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この手の「後付けの前日譚」は総じて蛇足感があったり「いっそないほうが良かった」と思わされることも多かったけど、本作についてはそういったこともなく逆に「読んでよかった」と思えた。

今更ではあるけど、本作を読んだらぜひその続編にあたる『水の色 銀の月』(全2巻)も読んでほしい。絵柄がやや人を選ぶだろうけど、青春群像劇としては読んでおいて損はないと思う。










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