恋と病熱:兄弟姉妹の存在が忌避される世界のお話

Comic 漫画, 秋田書店

これまた3か月ほど前の作品だけども。

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さて本作、世間では一人っ子が当たり前で、兄弟・姉妹の存在は珍しいを通り越して忌避される存在。兄弟・姉妹が生まれると一方は養子に出されるのが通例という世界が舞台。

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一方で兄弟・姉妹はその遺伝子ゆえに惹かれ合う(時に性的な意味も含む)という、ある意味究極のブラコン・シスコンものである。

そんな尖った設定でありながら、基本設定をしっかり補強する各種描写のおかげもあって、お話として受け入れるのはそれほど難しくはない。逆にその尖った設定を生かして、兄弟姉妹・家族・友人というものを上手に描いている。

さらにそれぞれ1~2話からなる短編を、巻末の「extra」を横串として1つの作品としてまとめ上げている構成も見事。磯谷友紀氏の作品は『屋根裏の魔女』くらいしか読んでいないけど、氏の作品はやっぱり好きかも。

ともあれ、ずっと端末に入れっぱなしにしておきたいというほどではないけれど、ちょっとした合間に読むには面白い一冊だと思う。1巻完結で読みやすいし。






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