[漫画] Wizard’s Soul 恋の聖戦 3巻:新キャラがもたらした世界設定の強化

2015/08/22Comic 漫画, メディアファクトリー

紙媒体を追わなくなった身としては、紙版と伝書版が同発のメディアファクトリーはもはや安心・安定のブランドになりつつある。

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さて今回の第3巻は前巻ラストで顔出しだけしていた新キャラ、草間紡との対戦からスタート。まなかとひと回り違う年齢、出身地の差からくる体験の持ち主である紡の存在は、「都会と地方の情報格差・プレイ経験格差」という、現実のMTGでもあったであろう実情を作品中に上手く持ち込んでくれた。

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「カードの強さが社会評価に繋がる」というファンタジー設定の本作に程よくリアルを取り込むことで、本作の世界観が説得力を増したというか、本作の世界観を受け入れることに抵抗がなくなり、そのぶんキャラの心情に注目しやすくなったと思う。

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そこにきて紡戦後の櫻井との2828展開に加え、櫻井をあおった次の対戦相手・上原を見返すべく、あえてよりえげつない戦法をとるまなかが少女っぽくってかわいらしい。この緩急のつけかたは見事としか。

お話的にはすでに決勝トーナメントに入ったことで、次巻以降はこれまでに登場したキャラが再登場することになるんだろうけど、これでまた各キャラの掘り下げが進んでさらに面白くなりそう。早くも次巻が楽しみだ。

蛇足ながら今巻には1巻と同様、おまけとして雑誌連載時のアオリ集が収録されている。単行本派には嬉しい企画だ。





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