[映画] 『ずっと前から好きでした。 告白実行委員会』:本作の真のヒロインは

Movie 映画, アニメ

 

望月蒼太(CV:梶裕貴)である。異論は認めない。


ということで観に行ってきたけども、当然客層は若いカップルか女性の友達グループがほとんど。というか、そもそもなんで自分はこの作品を観に行こうと思ったんだっけな…?

さて本作、主にニコ動を活動の場とするクリエイター集団・HoneyWorksの作品群から生まれた恋愛青春群像劇である。

自分は浅学にして知らなかったけどこのHoneyWorks、10代を中心にかなり人気があるそうで。ただ、はたして10代のニコ動ユーザーってユーザー分布的にはどんなものなんだろう。肌感的にはニコ動も2chと同じく平均年齢層はだいぶ上がっているような気がするけども。

それはさておき、ストーリーのほうはまぁベタ甘というか、高校生の甘酸っぱい恋愛要素がこれでもかというくらい詰め込まれている。64分という短めの尺とはいえ、頭からお尻までこの甘さ、オッサンには正直食傷ぎみではあるけれども、そもそもメインターゲット層ではないお前が観に来るほうが悪いと言われればそれまでである。逆に10代女子はこれくらい“濃く”ないとダメなのだろうか。

主要女性声優陣は1/2スフィア(戸松遥、豊崎愛生)に2/3TriSail(雨宮天、麻倉もも)と、アニプレックス主幹ならまぁそうなるよな、という布陣。むしろ阿澄佳奈がいることに違和感がある。

一方で主要男性声優陣は神谷浩史、梶裕貴、代永翼、鈴村健一、緑川光と、ネームバリューだけでなく役どころ的にも一分の隙もなし。とりわけ緑川光演じる男性教師からはBL臭しかしなかった(※個人の感想です)。いずれにせよ男性声優めあてで行くなら100点満点の布陣である。

また、HoneyWorksが主にMV制作集団ということもあり、作中ではやたら楽曲が挿入されるのだけど、挿入タイミングのせいか演出のせいか、あるいは単に好みの問題かもしれないが個人的にはどれもあまり刺さらなかった。唯一ライブシーンで流れていた曲だけはいいなと思ったくらいだけど…これは「病名恋ワズライ」で合ってるかしらん? なんにせよ、どの曲もボーカロイド文化を下敷きにしている感はある。



…と、ここまでいろいろ書いたけれども、個人的にはメインヒロインである榎本夏樹(CV:戸松遥)がどうにも受け入れられなかった時点で高評価の目はなくなってしまった。すでに続編が夏に公開決定だそうだけども、個人的にはもういいかなぁ。試写が回ってきたら行く、くらいの方向でひとつ。


PAGE TOP