[映画] 『エヴェレスト 神々の山嶺』:ガチすぎる山岳映画

2016/04/03Movie 映画, 邦画


3月12日(土)公開作。これも試写で。というか最近全然劇場に行けてないな…。

さて本作、夢枕獏の小説「神々の山嶺(いただき)」を岡田准一主演、阿部寛・尾野真千子共演で映画化したもの。小説はもともと集英社刊行だけど、映画化するために角川からも出すことになったとかなんとか。すげーな。

映画の内容はというと、原作からしてそうなんだろうけど、ガチの山岳映画である。エヴェレスト登頂をめざす男・羽生の生きざまをひたすらストイックに描いていて、岡田准一主演となってるけど、ぶっちゃけこれ阿部寛(羽生)が主役だよねっていう。

また、本作の宣伝文句のひとつとして実際にエヴェレスト(ネパール)に行って撮影した、というのがある。対象シーンは当然安全に撮影できる範囲のみだけど、映像にリアリティを持たせるという意味では一定の貢献をしているように思う。ただ、わりと重要なシーンで雪上に撮影スタッフのものと思しき足跡が映っていたのはいただけない。そこはCG処理で消しておこうぜ…。

そうした細かいところを除けば個人的にはとても面白かった。ただこれ、誰かと観に行くという感じではないような。映画の感想を言い合うにしても、観終わった直後よりもいったん自分の中で感想をまとめてからのほうが話が盛り上がるような気がする。なんとなくだけど。

さて、映画で興味を持ったので、後追いで原作小説…ではなく漫画版にも手を出してみた(手抜き)。

作画は「孤独のグルメ」の谷口ジローが担当しており、作品内容にドンピシャ。そしてより原作小説に近いであろう漫画版を読んだことで、映画ではどこがカット&アレンジされたのかも見えてきた。映画版では涼子の存在意義があまりなかったけど、なるほど、本来はこういう立ち位置だったのか…。

そんなわけで、映画を観て興味を持った人には原作 or 漫画版もオススメ。逆にすでにそっちを読んでいる人にとっては、キャスト目的以外では行く意味はあまりないかも。ちなみに岡田准一ファンに言わせると「今回の岡田くんはいつもと違ってちょっとダーティな感じがあるのが新鮮」とのことである。






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