[映画感想] 『映画 聲の形』:やはり尺が足りなかった…

2017/05/31Movie 映画, アニメ


9月17日(土)より公開。


原作漫画連載時はいろいろと議論を呼んだ本作が京都アニメーション制作で劇場映画化。個人的にはTVアニメでじっくりやって欲しかったけど、TVアニメじゃ円盤売れなさそうだし、メッセージ性の強い作品なので劇場向けではあるので製作委員会の判断は正しかったのだろう、たぶん。

ちなみに自分は今回も試写で観たのだけど、自分が観た回はまだ相当早い段階だったようで、エンディングロールの絵がまだなかった(aikoの歌は入っていたけど)。劇場でもう一度観ようとは思わないけれど、実際の上映版ではどういう絵がついているんだろうなぁ。やはり高校卒業後のエピローグが止め絵で入ってたりするんだろうか。

それはさておき本編のほうはというと…やはり尺が足りなかったなぁと。

やはりこの作品はキャラクターの心情描写だったり、キャラクター同士の微妙な関係を示すさりげない仕草の描写が必要だと思うのだけど、さすがにそれらすべてを129分に収めるのは難しかったようだ。なんでも最初の脚本段階では150分の尺があったとかで、やっぱりそうだよなぁと。まぁ129分でもアニメ映画としてはかなり長尺ではあるのだけれど。

とはいえ、一部の原作エピソードはバッサリ切りつつもなんとか原作全体を拾い切ってはいるので、原作に手を出すきっかけにはなるだろう。そういう意味では原作プロモーションとしてはいちおう成功なのかもしれない。興行収入が赤字にならなければ、の話だけれども。

映像に関しては安心の京アニクオリティなので問題なし。キャストに関しても個人的にはおおむねイメージどおりだった(将也母だけちょっとイメージと違ったけど、演技自体は素晴らしかった)。

ということで、本作は原作未読の人だったり、「将也や硝子たちが動くところを見たい」という人にはおすすめ。個人的には望み薄とは思いつつもTVアニメ版を期待したい。テーマ的にはノイタミナ枠、京アニ繋がりならTBSあたりか。でも実際は予算とテーマでNHK教育しかチャンスはなさそう…。




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