[映画] 『鑑定士と顔のない依頼人』:ジェフリー・ラッシュに騙された!

2014/03/02Movie 映画, 洋画


TOHOシネマズシャンテにて鑑賞。都内なのに上映館少ないなぁ…。

さて本作、主演は『英国王のスピーチ』『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジェフリー・ラッシュ、監督は『ニュー・シネマ・パラダイス』のジュゼッペ・トルナトーレと、その組み合わせだけでもう期待が高まる。

物語はジェフリー・ラッシュ演じる美術品の競売人・ヴァージルが、彼の前に姿をけっして見せない若い女性・クレアに美術品の鑑定依頼を受けるところから始まるミステリー。試写会では上映後に解説のペーパーが配られたという話もあり、それもまた期待を高める一因となった。

…のだけど、自分は幸か不幸か物語の結末に途中で予想がついてしまい、そこからはもう違う意味でハラハラしどおしだった。特にヴァージルがクレアをある場所に連れて行ったときは、「やめるんだッ!彼女にそれを見せるんじゃあないッ!」とJOJOばりに心の中で叫んでしまった。

そんなわけでたまたま自分は途中でタネに気が付いてしまったけど、思い返してみればミスリードを誘うしかけはそこかしこにあって、ミステリーとしての完成度は高かったと思う。それに話のメイン部分はわかったけど、しかけのすべてに気付いたかと言われるとその自信もないし。というか、最初のミスリードは主演がジェフリー・ラッシュってところだと思うんだぜ…。

というところで、「作り手側のミスリードにどこまで引っかかったままでいられるか」がこの作品を楽しむカギだと思う。2回目以降は1000円になるキャンペーンもやっているので、気に入ったら複数回観るのも十分アリじゃないかと。

蛇足ながらこの作品の結末、個人的にはかなり好きな部類だったりする。バッドエンドとも、ある意味ハッピーエンドとも取れるその終わりかたはいかにもヨーロッパ映画というか。




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