[映画] 『ソング・オブ・ザ・シー』:シアーシャちゃんマジフェアリー

2016/09/24Movie 映画, アニメ


8月20日公開作品を1か月遅れでようやく鑑賞。YEBISU GARDEN CINEMAは初体験だったけど、さすが恵比寿というべきか、雰囲気のいい劇場だった(田舎者の感想)。もっとも、雰囲気重視しすぎて観やすさが微妙だった気がしないでもないけど。後方席はもうちょい傾斜あってもいいのでは。

さて本作、第87回(2015)アカデミー賞長編アニメ映画賞ノミネート作品だったりする。アカデミー賞の長編アニメ部門は毎回ピクサー一強すぎて他作品が目立たないのがアレよな。

物語はアイルランド神話をベースにしたもので、半人半妖の少女・シアーシャが主人公。半人半妖とか半神半人のモチーフはわりとワールドワイドなので、あまりなじみのないアイルランド神話がベースであっても話についていけないということはないはず。というか、実際のところ読解すべきストーリーはほとんどなく、単純にそういうものとして受け入れるだけでいい。

そして本作の見どころはなんといってもシアーシャと彼女の兄・ベンのかわいさである。とりわけ主役であるシアーシャのかわいさは異常。前髪を耳にかける仕草とか至高。

また、アニメーションとしてのクオリティの高さもシアーシャたちキャラクターの魅力を引き立てている。アニメの制作手法としては古典的な、手描き感満載の映像なんだけど、それが「これぞアニメーション」という感じで観ていて心地よく、同時にキャラクターデザインや作品の世界観にぴったりハマっている。監督のトム・ムーア以下、制作スタッフはスタジオジブリを相当リスペクトしているそうだけど、なるほど、絵の動きやレイアウトなどにそれが表れているように感じた。

さらに音楽も民族感満載で、作品の雰囲気づくりに大きく貢献している。特に主題歌「Song of the Sea」が最高なんだよなぁ。

ということで、老若男女誰が観ても楽しめる、観ていて心地いい良作だと思う。ぜひ劇場で、とは言わないまでも、レンタルやVODに下りてきたら観ておいて損はないだろう。







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