[映画] 『ザ・ウォーク』:劇場&3Dでこそ楽しめる作品

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初日に3D字幕版を鑑賞。他作品もある中から今回本作を選んだのは、主演のジョゼフ・ゴードン=レヴィットが好きなのと、内容的に間違いなく3D向けだと思ったから。

本作は1974年、フランスの大道芸人フィリップ・プティが、ワールドトレードセンターのツインタワーの間で綱渡りをしたときのエピソードを映画化したものである。物語の舞台であるワールドトレードセンタービルは2001年の米同時多発テロで崩壊してしまったけども…。

映画の見どころは言うまでもなく3D映像での“高さ”の表現。地上411メートルという設定を最新のCG&3D映像で見事に表現している。実話ベースなので結末はわかっているわけだけど、綱渡りのパフォーマンス中は観ていてずっと緊張しっぱなしだった。

一方で、話の内容からもっとわざとらしい3D演出を入れてくるかと思っていたけど(失敗して落下するイメージ映像とか)、そういう演出はほとんどなし。作品全体としては製作費の高さがにじみ出る“ザ・ハリウッド映画”なのに、この点だけは逆にハリウッド映画らしからぬ真摯さがうかがえるのも個人的には高評価につながった。

あと細かいところでは、ジョゼフ・ゴードン=レヴィットってフランス語も喋れてかっこいいなぁとか、ワールドトレードセンターのエレベーター係のセリフの演出が「これハリウッド映画でよくあるやつや!」と思いつつもニヤリとしてしまったりとか。そして本編ラストのセリフ(正確にはラストのワード)、米同時多発テロを経た今となってはものすごく重みがあるよなぁ、とか。

ともあれ、観るなら絶対映画館&3Dがオススメ。というより映画館の大スクリーン&3D以外では面白さ半減、いや7割減だ。さいわい公開規模も大きいので、地方の人でも比較的観るチャンスはあると思う。

そして本作を鑑賞後に知ったのだけど、フィリップ・プティとこのワールドトレードセンター綱渡りの話は過去にすでに映画化されており、しかもアカデミー賞も受賞していた。




こちらはドキュメンタリーということで当時の映像も使われているようだし、機会があれば見てみたい。amazonのプライム・ビデオに入らないかなぁ…。




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