XREAL、自社開発のSoCを搭載したARグラス「XREAL One」発売決定

自社開発の空間コンピューティングチップ「XREAL X1」を搭載

　AR（拡張現実）グラスを開発・販売しているXREALは2024年12月11日、自社開発のSoC「XREAL X1」を搭載したARグラス「XREAL One」を発表した。12月11日から予約を開始し、2025年1月17日より販売を開始する。

　XREAL Oneは前世代の製品である「XREAL Air 2 Pro」「XREAL Air 2 Ultra」に搭載された3段階の調光機能はそのままに、新たに自社開発の空間コンピューティングチップ「XREAL X1」を搭載する。

　X1チップの搭載により、グラス本体での固定大画面体験が可能となり、最低3msの低遅延も実現。XREAL X1の搭載により、ユーザーはグラス本体で直接モード切替ができ、よりシンプルな操作性を実現しているという。

　さらにXREAL Oneは画面表示性能も向上。歪みを修正しながら視野角（FOV）は50度に拡大され、より大きな画面での映像視聴が可能に。ディスプレイの最大輝度は600nit、リフレッシュレートは最高120Hz、全モード90Hzとなっている。

　また、音響面ではBoseと共同でチューニングを行い、よりクリアで立体的な音質を実現。さらに遠距離のノイズリダクションやプライバシー保護を実現し、没入感の高い音響効果を体験できるという。

XREAL Oneの特徴

自社開発のSoC「XREAL X1」搭載： ARグラスの使用をより快適に、効率的に、没入感のあるものに
3msの低遅延： 遅延の少ない、スムーズな視聴体験が可能
3段階の調光機能： ワンタッチ切り替えで、屋外でも快適な視聴体験を実現
対角50度の視野角（FOV）： 迫力のある没入感たっぷりの映像体験を提供
全モード90Hzのリフレッシュレート： 滑らかで鮮明な映像でゲームプレイ時などにも最適
ウルトラワイドスクリーン（32：9）、ブレ補正やサイドモードにも対応： マルチタスクなどさまざまなシーンで便利
Sound by BOSE： 繊細で立体的な音響を実現

XREAL One スペック詳細

サイズ	151.6mm × 51mm × 167.5mm （展開時）、151.6mm × 51mm × 52mm（収納時）
重量	82g （ノーズパッド無し）
プロセッサ（SoC）	XREAL X1
通信	最低3ms遅延
ディスプレイ	Sony製 0.68型 OLEDマイクロディスプレイ
解像度	片目1920 × 1080pixel （フルHD）
視野角（FOV）	対角50度
リフレッシュレート	最大120Hz／全モード90Hz
輝度	600nit（明るさ増強モードのみ）
空間機能	全ホストデバイス映像入力を3DoF表現／画面固定やブレ補正／ワイドスクリーンなど
画面モード切替	OSDメニュー
バーチャル画面サイズ	147～367インチ相当（4m～10m距離）
色標準化	個別キャリブレーション、Delta E ≤ 3
エレクトロクロミック調光	3段階
瞳孔間距離（IPD）	ソフト調整（一部の視野角変更による調整）
前フレーム	取り外し可能
テンプル	3段階調整，±3.5度
オーディオ	Sound by BOSE カスタマイズ音響
音響種類	ステレオ
マイク	4アレイマイク配置
プライバシー	ノイズキャンセリング立体音響 3.0
本体カラー	ブラック

XREAL One 販売概要

予約期間： 2024年12月11日（水）15：00 ～ 2025年1月16日（木）23：59
販売開始日： 2025年1月17日（金）
価格：
XREAL One： 6万9980円（税込）
XREAL One + XREAL Hub： 7万2960円（税込）
※予約数が上限に達した場合、予告なく受付終了の場合あり

【出典：PR Times（1）、PR Times（2）】