
RayNeoは2026年9月4日、映像視聴を主用途とするARグラス「RayNeo GT Max」と「RayNeo GT」を日本で発売した。フラッグシップモデルのGT Maxは59°の広視野角に対応。約78gのボディにデュアルレイヤーMicro-OLEDと4スピーカーを搭載する。
「RayNeo GT Max」「RayNeo GT」とも、販売はRayNeo公式サイトとAmazonのRayNeo公式ストアで行われる。
RayNeo GT Maxは59°の広視野角を実現
RayNeo GT Maxは、「映画館の臨場感を日常のあらゆる場所へ」をコンセプトにしたARグラス。独自の光学エンジン「Peacock Optical Engine 3.0 Max」と、第5.5世代デュアルレイヤーMicro-OLEDディスプレイを組み合わせ、59°の広視野角を実現している。
仮想スクリーンは、227インチ、267インチ、307インチ相当の3段階から選択可能。映画やドラマ、スポーツ、ゲームなどを、場所を選ばず大画面で楽しめる。
光学モジュールは従来のBirdbath方式と比較して約29%薄型化されており、大画面化と薄型化を両立。映像処理には「Vision 4000」を採用。最大1200ニトの入眼輝度、120Hzのリフレッシュレート、38 PPDの角解像度に対応する。
また、色再現についてはDCI-P3カバー率98%、sRGB色域145%、コントラスト比200,000:1、色精度ΔE<2をうたう。

3DoFによる空間表示にも対応
GT Maxは、空間コンピューティングチップ「Zone 360」を搭載し、3DoF空間表示とヘッドトラッキングに対応。表示モードは以下の3種類を用意する。
- 追従モード:頭の動きに合わせて画面が移動
- 固定モード:空間上の一定位置に画面を固定
- ブレ補正モード:移動中などの画面の揺れを低減
さらに、対応する3D映像のネイティブ再生に加え、「RayNeo XR」アプリを使えば、既存の2D動画や写真を3Dコンテンツに変換することもできる。
バング&オルフセン共同チューニングの4スピーカーを搭載
音響面では、バング&オルフセン(Bang & Olufsen)による4スピーカーシステムを採用。左右それぞれに背中合わせでスピーカーを配置し、左右対称の6磁気回路構造を採用。さらにZone 360のヘッドトラッキングと組み合わせた空間オーディオにも対応する。
ARグラスでは映像の大画面化だけでなく、音をどう再現するかも没入感を左右する。GT Maxはこの部分をBang & Olufsenのチューニングで強化している。
約78gのボディに主要機能を集約
GT Maxの重量は約78g。軽量ナイロン素材、高弾性アルミニウム合金製ヒンジ、マグネシウム合金製ブラケット、厚さ0.3mmの薄型レンズなどを採用し、10か所以上の部品を0.1g単位で見直したという。
また、瞳孔間距離(IPD)に合わせて、S(64mm未満)/M(64~67mm)/L(67mm超)の3種類の光学サイズを用意。専用の度付きレンズインサートにも対応し、最大-10.00Dまでの近視に対応するサービスを予定している(度付きレンズは別売)。

スマートフォンやPC、ゲーム機と接続
GT MaxはUSB-C(DisplayPort)による映像入力に対応する。映像出力に対応したAndroidスマートフォンやiPhone 15シリーズ以降、PCなどと接続でき、スマートフォンやPCの映像を大画面で楽しめる。
ゲーム機については別売りのHDMIアダプターが必要。また、別売の「Pocket TV Pro」と組み合わせることで、動画配信サービスなどのコンテンツやDolby Vision対応コンテンツを視聴できる。なお、Pocket TV Proとの接続時には、AIによるリアルタイムSDR-to-HDR変換にも対応する。

スタンダードモデル「RayNeo GT」も同日発売
同日発売となる「RayNeo GT」は、GT Maxより軽量なスタンダードモデル。視野角は46°、仮想画面は136インチ、201インチ、231インチ相当の3段階。重量は約68gで、GT Maxより10g軽い。
一方で、第5.5世代デュアルレイヤーMicro-OLED・Vision 4000・Zone 360・最大輝度1200ニト・最大リフレッシュレート120Hz・Bang & Olufsenの4スピーカーシステムなど、主要な映像・空間・音響機能は共通して搭載する。
広い視野角とより大きな画面を重視するならGT Max、軽さと大画面映像のバランスを重視するならGTという位置付けだ。
RayNeo GT Max/RayNeo GTの主な仕様(スペック)
| RayNeo GT Max | RayNeo GT | |
|---|---|---|
| 視野角 | 59° | 46° |
| 画面サイズ | 227/267/307インチ相当 | 136/201/231インチ相当 |
| 角解像度(PPD) | 38 PPD | 49 PPD |
| ディスプレイ | 第5.5世代デュアルレイヤーMicro-OLED | 第5.5世代デュアルレイヤーMicro-OLED |
| 光学エンジン | Peacock Optical Engine 3.0 Max | Peacock Optical Engine 3.0 |
| 映像処理チップ | Vision 4000 | Vision 4000 |
| 空間コンピューティングチップ | Zone 360 | Zone 360 |
| 入眼輝度 | 最大1200ニト | 最大1200ニト |
| 最大リフレッシュレート | 120Hz | 120Hz |
| 重量 | 約78g | 約68g |
| 接続方式 | USB-C(DisplayPort) | USB-C(DisplayPort) |
| オーディオ | 4スピーカー(Audio by Bang & Olufsen) | 4スピーカー(Audio by Bang & Olufsen) |
価格はGT Maxが6万2980円から
日本での販売価格は以下のとおり。
● RayNeo GT Max: 通常価格: 6万7980円/発売記念価格: 6万2980円
● RayNeo GT: 通常価格: 5万2980円/発売記念価格: 4万7980円
いずれも2026年9月4日16時ごろから販売を開始。販売チャネルはRayNeo公式サイトとAmazonのRayNeo公式ストアとなっている。
AIスマートグラスRayNeo iOと合わせて、ARグラス(メガネ型ディスプレイ)のRayNeo GT Max / RayNeo GTも日本で販売開始となります。
日本ではすでにXREALやVITUREが先行していますが、価格面ではRayNeo GTのほうがxbx a01+やVITURE Pro 2の直接競合になるでしょう。
一方、RayNeo GTと上位モデルGT Maxの価格差は1万5000円。視野角と画面サイズ、および重量をどこまで重視するかが両モデルを選ぶ際のポイントになりそうです。
(出典:PR Times)
