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Meta社のメタバース「Meta Horizon Worlds」で、独自のワールドを作成するためのツールが「Meta Horizon Worldsデスクトップエディタ」です。
そのMeta Horizon Worldsデスクトップエディタについて、画面構成と基本的な機能を紹介します。各機能の解説はありませんが、画面のどこに何があるかをざっくり把握するのにお役立てください。
エディタの画面構成(全体)
Meta Horizon Worldsデスクトップエディタの画面構成はUnityに似ています。各機能の場所と名称は以下のとおりです。

1: シーンペイン
2: メインメニュー
3: クリエイターツール
4: ビルド/プレビューコントロール
5: ヒエラルキー(階層)パネル
6: オブジェクトツール
7: ローカル⇔グローバル切替/ピボット変換
8: スナップツール
9: カメラ速度ツール
10: プロパティパネル
11: アセットライブラリ タブ
12: コンソール タブ
13: パフォーマンス タブ
その他の機能(全体画面右上)
エディタ画面の右上にはワールドを他のユーザーと共同作成するための機能や、実際にワールドを公開(Publish)するためのボタンがあります。

1: ワールドシミュレーター
2: ワールドのオーナー表示/共同作業者の追加
3: マイクのオン/オフ
4: 開発モード変更(デスクトップ⇔VR)
5: ワールド公開
メインビューはサイズ変更可能
エディタのメインビューはサイズ変更可能です。メインビューエリアの左端・下端にカーソルを合わせるとカーソルの形が変わるので、ドラッグして左・下に広げます。
なお、エディタ右側のプロパティ(Properties)のサイズは現時点では拡大・縮小はできません。


メインメニュー
画面左上にあるメインメニューには多くの要素が集中しています。プルダウンメニューの中身は以下のとおりです。

1: エディタのホーム画面に戻る
2: 作業ログを見る
3: Typescriptエディタを起動
4: ワールドの公開
5: ワールドの名前変更
6: バックアップデータを保存
7: バックアップデータからの復元
8: ワールドデータのエクスポート
9: キーボードのショートカット
10: プレイヤーの動作設定
11: 問題を報告
12: 報告内容の追跡
13: ワールドのインサイト
14: 公式ドキュメントを見る
15: デスクトップエディタを終了
クリエイターツール
クリエイターツールは大きく「ビルド」「システム」「スクリプト」があり、それぞれ役割が異なります。なお、米国では先行して「生成AI(Gen AI)」の項目もあり、生成AIを利用して効果音や簡単なTypescriptのコードを生成することができるようです。

ビルド/システム/スクリプト
クリエイターツールに含まれる、ビルド/システム/スクリプトの各項目は以下のとおりです。



ビルド/プレビューコントロール
Meta Horizon Worldsデスクトップエディタでは、ワールドを作成する「ビルドモード」と、実際にワールドをローカル環境でプレイできる「プレビューモード」があります。
また、3つあるアイコンの一番右(三点メニュー)からはプレビューモード時の条件を変更することも可能です。

オブジェクトツール
ワールド内に設置するオブジェクトを操作するツール。4つのアイコンがあり、左からそれぞれオブジェクトの「選択」「移動」「回転」「拡大・縮小」を表しています。

カメラ速度ツール
カメラ速度ツールではワールド内でのカメラ速度を調整できます。調整範囲は0.1~10の間で、デフォルト設定は1。使いどころに関してはまだ理解できていません。

その他
今回取り上げなかったその他の項目については、順次加筆していく予定です。
ただし2025年3月時点ではエディタ自体がまだベータ版ということもあり、実装されていない機能があったり、文字化けがあったり、機能・項目名が変更になったりなどがしばしばあります。そのため、すでに記載した内容についても適宜修正予定です。