
SoVeCは2026年6月16日、睡眠ウェルネスブランド・nemcaro(ネムカロ)が展開する体験型ウェルネスサロン「nemcaro LAB」(ネムカロ・ラボ)において、音響設計および音響コンテンツをクロアと共同開発したことを発表した。
同施設ではSoVeCの「音のXR体験」とウェルネスデバイス「nemcaroスピーカー」を組み合わせることで、音を体験の中心にした没入型ウェルネス空間を実現している。
音のXR体験をウェルネスサロンに導入

nemcaro LABは、音・香り・施術を組み合わせた五感統合型のウェルネス体験を提供するサロン。2026年6月15日に東京・恵比寿で正式オープンした。
SoVeCが提供する「音のXR体験」は、ゲームサウンドエンジン「vaud」が生成するインタラクティブなサウンドと、ソニーの立体音響技術を活用した空間演出を組み合わせたものだ。
今回の導入では、nemcaro LABの空間特性に合わせて音響システムを最適化。音を単なるBGMではなく、体験の主役として位置付けている。
18台のスピーカーによる立体音響空間を構築
SoVeCは施設内のエントランスや廊下、個室などの構成に合わせた空間音響設計を担当している。施設全体では合計18台のスピーカーを活用。音像定位や包囲感を調整しながら、自然の気配が空間全体に広がるような立体音響環境を構築したという。
「nemcaro スピーカー」と連動した音響演出


nemcaro LAB各個室には、クロアの音環境設計思想「薬用音楽」から生まれたウェルネスデバイス「nemcaro スピーカー」が設置されている。
SoVeCは、同デバイスが再生する4種類のサウンドに合わせて、それぞれ異なる立体音響演出を設計。nemcaroのサウンドに含まれる周波数特性や帯域を考慮して、新たに音素材を制作している。
この立体音響演出により、利用者が選択したサウンドに応じて空間内で音の広がりや自然なゆらぎが変化する仕組みとなっている。また、部屋ごとに違う音の種類を選んでも違和感のない音空間になるよう工夫を施しているという。
リアルタイム生成による“生きた自然音空間”

「音のXR体験」の特徴のひとつが、リアルタイム生成によるインタラクティブな音響表現。
ゲームサウンドエンジン「vaud」を活用し、鳥のさえずりや川のせせらぎといった自然音の音量や再生タイミング、音質、音程などをランダムに変化させることで、常に変化し続ける音空間を生成する。
同じ音環境が繰り返されないため、長時間滞在しても違和感の少ない自然なサウンド体験が可能になるとしている。
施設概要
- 施設名: nemcaro LAB(ネムカロ・ラボ)
- 所在地: 東京都渋谷区恵比寿南1-17-15 VORT恵比寿VI 2F-A
- アクセス: JR「恵比寿」駅から徒歩約5分、東京メトロ日比谷線「恵比寿」駅から徒歩約3分
- 営業時間: 10:30 〜 19:00(完全予約制)
- 公式サイト: https://lab.nemcaro.jp
XRというとVRヘッドセットやARグラス、そしてそこに映し出される映像だけを連想しがちですが、没入感のある体験には「音」による演出も重要です。
今回のSoVeCの取り組みは「音」を中心に据えた空間体験の可能性を示す一例と言えるでしょう。筆者自身がnemcaro LABを体験する機会があるかはわかりませんが、もし興味を持った人がいれば一度体験してみてもよいと思います。
(出典:PR Times)
