日本国内のVR/ARアトラクション施設・サービス一覧

 日本国内で運営されているVR/ARアトラクション施設・サービスの一覧です。いわゆるLBE(Location Based Entertainment)の1カテゴリで、「ロケーションベースVR」「ロケーションベースAR」と表記・呼称されます。

 記事の後半には日本国内および海外のLBE VR/ARコンテンツ制作会社リストもあります(適宜更新予定)。

本記事は表組が多いため、PC / タブレットでの閲覧をおすすめします。

日本国内のVR/ARアトラクション施設

施設名所在地備考
東京ジョイポリス東京都港区運営:CAセガジョイポリス。お台場にあるエンタメ施設で、VRアトラクション「ZERO LATENCY VR」 『TOWER TAG』 のほか、VRアーケードゲームとして 『Beat Saber』 『VAR BOX』 も設置されている
PLAZA CAPCOM(プラサカプコン)全国フランチャイズ運営:カプコン。カプコンが全国展開しているアミューズメント施設で、稼働実績のあるVRコンテンツとして 『ROCKMAN VR』 『BIOHAZARD VARIANT RAID』 『逆転裁判 VR20号事件』 『囚われのパルマ VR面会』 などがある
東京タワー東京都港区運営:TOKYO TOWER。メインデッキで毎週土日祝に「東京タワーバンジーVR」を実施。設備自体はいたってシンプル
RED° TOKYO TOWER(レッド東京タワー)東京都港区運営:東京eスポーツゲート。東京タワー内にあるエンタメ施設で、3~5FにそれぞれVR/ARコンテンツがある
FLEX Park Tokyo(フレックスパーク東京)東京都港区運営:Dream On。「空飛ぶクルマ体験」「宇宙旅行体験」「空飛ぶほうき体験」の3つのVRコンテンツがある
ZEXAVERSE TOKYO(ゼクサバース トウキョウ)東京都中央区運営:ZEXAVERSE(ゼクサバース)。ユーザーのリアルな3Dアバターを自動生成する「ZEXA GATE」、物品を3Dデータに変換して保管する「持ち物 SCAN STUDIO」、NFTに関する相談に対応する「NFT Counter」などのほか、VRトレッドミル「KATWALK mini S」の体験も可能
XR BASE東京都千代田区運営:NTTコノキュー。NTTコノキューをはじめとするNTTグループが取り扱うXRデバイスやコンテンツが体験できる。日本では未発売の「Magic Leap 2」のデモ体験も可能(毎週日曜)。
東京ドームシティアトラクションズ東京都文京区運営:東京ドーム。東京ドームシティ内にある遊園地で、VRアトラクションとして「ウルトラセブン THE ATTRACTION 史上最速の作戦」が2023年12月にオープン予定
X-STATION(エックス・ステーション)東京都豊島区運営:タイトー。2022年3月24日、タイトーステーション池袋西口店B1フロアにオープン。VRシューティング「VAR BOX」のほか、『サバイバルフロムZ』『トレジャーエクスプローラー』『SPACECUBE』などの体感コンテンツあり
TYFFONIUM(ティフォニウム)東京都江東区運営:TYFFON(ティフォン)。2022年10月現在、お台場のみ営業中。渋谷にあった「ティフォニウム渋谷」は2018年11月23日オープン、2020年6月30日閉店。同じく渋谷(渋谷PARCO内)にあった「ティフォニウム・カフェ」も2020年7月31日に閉店
イマーシブ・フォート東京(IMMERSIVE FORT TOKYO)東京都江東区運営:刀(KATANA)。2024年3月1日開業予定の“イマーシブ・テーマパーク”。旧ヴィーナスフォートの建物内に、12種類のアトラクション、6つの物販・飲食店舗を備える。
よみうりランド東京都稲城市運営:よみうりランド。遊園地エリア「グッジョバ!!」内にあるアトラクション、「カスタムガレージ」(CAR factory)と「キャンパスチャレンジ」(BUNGU factory)でVRコンテンツが体験できる
GiGO 南町田グランベリーパーク ワンダーシアター東京都町田市運営:GENDA GiGO Entertainment。アミューズメント施設「GiGO(ギーゴ)」の一店舗。 『VR 呪刻列車』 『ARAYA』 『深海VR』 などのVRコンテンツあり。なお、一部のVRコンテンツは南町田以外の店舗でも稼働している
よこはまコスモワールド神奈川県横浜市運営:泉陽興業。アトラクションのひとつ「VRV ~ VIRTUAL REALITY VEHICLE」は、VRヘッドセットを装着してジェットコースターに乗るVRライドアトラクション
東武動物公園埼玉県白岡市運営:東武レジャー企画。期間限定でVRアトラクション「HEAD ROCK VR」を運営中(2023年2月時点)。
那須ハイランドパーク栃木県那須郡運営:藤和那須リゾート。VRライドシアター「恐竜戯画」「ウルトラ逆バンジー」のほか、「VRスカイサイクル」(運休中)などのVRアトラクションがある。
VR深海アドベンチャー ディープクルーズ静岡県沼津市運営:佐政水産。沼津港・港八十三番地にあるVRライドアトラクションで、最大18人まで同時プレイ(搭乗)可能。コンテンツ制作はTYFFONが担当している
XCUBE(エクスキューブ)静岡県浜松市運営:アサヒトラスト
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)大阪府大阪市運営:ユー・エス・ジェイ。大阪にあるテーマパークで、ジェットコースター「スペース・ファンタジー・ザ・ライド」を利用したVRアトラクション「XRライド」のほか、常設のフリーウォーク型VRアトラクション「XR WALK」もある
あべのハルカス大阪府大阪市運営:近鉄不動産。最上階の展望台(ハルカス300)で毎週土日祝に「ハルカスバンジーVR」を実施。設備は「東京タワーバンジーVR」と同一っぽい
NEWレオマワールド香川県丸亀市運営:香川県観光開発。アトラクションのひとつとして「VR WORLD」があり、「BLAST×BLAST」「アーバンコースター」などのVR/ARコンテンツが営業している
E・ZO FUKUOKA(イーゾ フクオカ)福岡県福岡市運営:福岡ソフトバンクホークス。福岡PayPayドーム敷地内にある複合エンタメビル。6/7階「V-World AREA」にVRコンテンツがある
ハウステンボス長崎県佐世保市運営:ハウステンボス。VRアトラクション「VRワールド」、VRジェットコースター「VR-KING」などがある
HADO全国5店舗運営:meleap。「HADO」は3対3でプレイするLBE AR。日本国内5店舗のほか、中国・米国・ドイツなど世界各地で展開している
BOATRACE VR スプラッシュバトル全国20会場運営:BOATRACE振興会。VRヘッドセットを使わない、大型体感アトラクション。ボートレース会場のほか、2022年7月にはRED° TOKYO TOWERでも稼働開始
VR ZONE全国フランチャイズ運営:バンダイナムコアミューズメント。2019年3月末に「VR ZONE SHINJUKU」が期間限定営業を終了、2022年10月時点では沖縄のフランチャイズ2店舗で稼働するのみ
【閉店】VR PARK TOKYO東京都渋谷区運営:アドアーズ。2016年12月16日オープン、2020年8月30日閉店。2017年12月から2018年4月には池袋に2号店「VR PARK TOKYO IKEBUKURO」も営業していた
【閉店】MAZARIA(マザリア)東京都豊島区運営:バンダイナムコアミューズメント。2019年7月12日オープン、2020年8月31日閉場
【閉店】hexaRide(ヘキサライド)東京都江東区運営:ブロージェントジャパンエンターテインメント。2018年11月2日オープン、2022年10月16日閉店
【閉店】XR AMUSEMENT SASASHIMA愛知県名古屋市運営:中京テレビ。2020年6月26日オープン、2022年1月30日閉店

【参考】業界団体

 ロケーションVR/ARの業界団体としてエンターテインメントXR協会というものが存在します(2021年4月に「ロケーションベースVR協会」から現在の名称に改称)。

LBE(VR/AR)開発企業

 LBE VR/ARコンテンツを開発している企業のリストです(適宜更新予定)。

日本国内のLBE VR/AR開発企業

企業名所在地備考
ハシラス東京都北区「BOATRACE VR スプラッシュバトル」「ソロモン・カーペット」「TOKYO弾丸フライト」ほか。LBE VR以外に「キネトスケイプ」「めちゃバース」などのVRコンテンツも
ダイナモアミューズメント東京都千代田区『BIOHAZARD WALKTHROUGH THE FEAR』 『BIOHAZARD VALIANT RAID』 「ウルトラ逆バンジー」ほか多数
プレティア・テクノロジーズ東京都品川区ARリアル謎解きゲーム『サラと謎のハッカークラブ』 『PSYCHO-PASS サイコパス 渋谷サイコハザード』 『ある珈琲店からの挑戦状』 など。その他ARクラウドプラットフォーム「Pretia」の開発・提供も
ENDROLL東京都渋谷区ARリアル謎解きゲーム 『渋谷パラレルパラドックス』、AR周遊ゲーム 『アソビルパーティ』 など。その他、スマホアプリ 『よひつじの森』 も
meleap東京都港区ARスポーツ「HADO」の開発・運営

海外のLBE VR/AR開発企業

企業名所在地備考
Zero Latency VRオーストラリア・メルボルン代表作に『FAR CRY VR』 『SOL RAIDERS』 『SINGULARITY』 など。日本でも東京ジョイポリスで『FAR CRY VR』ほか複数タイトルが稼働中
Sandbox VRアメリカ・サンフランシスコ『Deadwood Valley』 『Amber Sky 2088』 『Star Trek: Discovery』 ほか
Dreamscape Immersiveアメリカ・サンタモニカ『The Blu Deep Rescue』 『MIB: FIRST ASSIGNMENT』 『DREAMWORKS DRAGONS FLIGHT ACADEMY』 ほか
ARVI VRアメリカ・ウィルミントン『HOUSE OF FEAR: CURSED SOULS』 『SMASH POINT』 『ALICE』 ほか
XR Immersive Techカナダ・バンクーバー工業用輸送コンテナを利用したLBE VRプラットフォーム「UNCONTAINED」を展開。LBE VR管理・運営ソリューション「SynthesisVR」も
HOLOGATEドイツ・ミュンヘン『Ghostbusters VR Academy』 『RevolVR 3』 『SigVRied』 『Angry Birds VR』 ほか
SPREE Interactiveドイツ・ニュルンベルクVRヘッドセットを装着して乗るゴーカート「VR Bumper Cars」、教育コンテンツ 『Galileo’s Mission to Mars』、マルチプレイシューティング 『Robo Raiders』 ほか
Vertigo Arcadesアメリカ・ロサンゼルスVRゲーム 『アリゾナ・サンシャイン』 などで知られるVertigo Gamesのアーケード部門。代表作に 『Arizona Sunshine LBVR』 『ECLIPSE』 など
The VOIDコロナ下の20208月に債務不履行に陥り施設閉鎖。その後別会社が資産一切を取得して再開を目指している模様
JUMPアメリカ・ブラフデールウイングスーツ着用での飛行をVR体験できる。The VOIDの共同創設者兼元CVO、James Jensenが設立した会社
Valo Motionフィンランド・エスポーMRトランポリン「ValoJump」、MRアトラクション「ValoArena」ほか。ヘッドセット不要でプレイできるのが特徴

(Thumbnail photo by Martin Sanchez on Unsplash)