
AI・ARグラスを手がけるRayNeo(Thunderbird Innovation)は2026年7月20日、日本市場向けに新型ARグラス「RayNeo GT Max」を発売することを発表した。発売日や価格、販売方法は現時点では未定で、詳細は決まりしだい案内するとしている。
RayNeo GT Maxは59°の広視野角(FOV)を実現するARグラス(グラス型ディスプレイ)で、映画やゲーム、PC作業などを大画面で楽しめるウェアラブルデバイスとなっている。
59°の広視野角と267インチ相当の映像表示
RayNeo GT Maxはグラス内部に映像処理チップ「Vision 4000」と空間コンピューティングチップ「Zone 360」を搭載。3DoFに対応し、画面の固定表示や追従表示、ブレ補正を行える。
また、DisplayPort Alt Mode(DP Altモード)対応のスマートフォンやPC、タブレットとはUSB Type-Cケーブル1本で接続可能。外出先や移動中でも大画面環境を利用できる。
Micro-OLED採用、高画質表示にも対応

ディスプレイにはデュアルレイヤー構造のMicro-OLEDを採用。また、従来のバードバス(Birdbath)方式と比較して光学モジュールを29%薄型化しながら59°の広視野角を実現したとしている。
主な仕様は以下のとおり。
- 視野角(FOV): 59°
- 画面サイズ: 約6メートル先に約267インチ相当
- DCI-P3カバー率: 98%
- コントラスト比: 200,000:1
- リフレッシュレート: 最大120Hz
- ディスプレイ輝度: 最大1200ニト(入眼輝度)
約78gの軽量設計

本体重量は約78g。軽量ナイロン素材や新設計のアルミ合金ヒンジ、マグネシウム合金ブラケットなどを採用し、10か所以上の設計を見直すことで軽量化を図った。また、瞳孔間距離(IPD)に合わせてS・M・Lの3サイズを用意し、より快適な装着性を目指している。
Dolby Visionにも対応

別売の「RayNeo Pocket TV 2 Dolby Vision Edition」と接続することでDolby Visionコンテンツを視聴可能。さらにAIによるリアルタイムSDR-to-HDR変換にも対応し、通常のSDR映像もHDRライクな映像として楽しめる。
Bang & Olufsen共同チューニングの4スピーカー
音響面ではBang & Olufsenと共同チューニングした4スピーカーシステムを採用。ヘッドトラッキング対応の空間オーディオにも対応し、頭の向きに合わせて音場が変化する没入感の高い映像体験を実現する。
スマートフォンやPC、ゲーム機とも接続可能
RayNeo GT Maxは以下のような幅広い機器と接続可能。DP Altモード対応機器であればUSB Type-Cケーブル1本で利用できるほか、別売りアダプターを介することでHDMI接続や給電しながらの利用にも対応する。
- Androidスマートフォン
- iPhone 15シリーズ以降
- Windows PC
- タブレット
- RayNeo Pocket TV 2
RayNeo GT Max 製品仕様(スペック)
| ディスプレイ | 第5.5世代デュアルレイヤー Micro-OLED |
| 光学エンジン | Peacock Optical Engine 3.0 Max |
| 視野角(FOV) | 59° |
| リフレッシュレート | 120Hz |
| 表示モード | 追従/固定/ブレ補正 |
| 空間表示 | 3DoF対応 |
| 3D対応 | 3D映像のネイティブ再生 AIによる2D-3D変換 |
| HDR | Dolby Vision認証 AIによるSDR-HDR変換 |
| ディスプレイ輝度 | 1200ニト(入眼輝度) |
| IPD(瞳孔間距離) | S: ~ 64mm M: 64mm ~ 67mm L: 67mm~ |
| 映像処理チップ | Vision 4000 |
| 空間コンピューティングチップ | Zone 360 |
| DCI-P3カバー率 | 98% |
| sRGB | 145% |
| コントラスト比 | 200,000 : 1 |
| オーディオ | 4基、Audio by Bang & Olufsen/ヘッドトラッキング対応 |
| 重量 | 約78g |
| 接続方式 | USB-C(DisplayPort) |
| 価格 | 未公開(今後発表予定) |
日本発売時期は後日発表
RayNeo GT Maxは日本での発売を予定しているものの、発売日や価格、販売チャネルは現時点では明らかにされていない。同社は詳細が決まりしだい改めて案内するとしている。
RayNeoは「RayNeo X3 Pro」というAR/AIグラスも出しているものの、現状はARグラス(メガネ型ディスプレイ)が主力で、今回のRayNeo GT Maxもその流れを汲むものです。
日本市場では競合としてXREALやVITUREが先行していますが、RayNeo GT Maxはそこに割り込めるでしょうか。先んじて製品情報を出してくるところにやる気は感じられますが、決め手はやはり価格だと思います。製品価格を含む次の情報発表に期待しましょう。
【出典:PR Times】
