税込み1万4390円、スマートグラス入門に向く一台

DPVRは2026年6月9日、AIスマートグラス「DPVR G1」の販売をAmazon.co.jpで開始した。価格は税込み税込み1万4390円。また、同社は日本市場において「DPVR Gシリーズ」の展開を順次進める方針も明らかにした。
DPVR(大朋VR)は2015年に設立された中国のXR企業で、VRヘッドセットや業務向けXRソリューションを展開。2024年のCounterpointの調査ではVR市場において世界シェア第3位を獲得したとしている。
AI対話や撮影機能を搭載したスマートグラス
「DPVR Gシリーズ」は、AIアシスタントとの音声対話機能をはじめ、写真・動画撮影、音楽再生、Bluetooth通話などを搭載したスマートグラスシリーズ。
スマートフォンを取り出すことなく、音声による情報取得やコミュニケーション、撮影などを行えるのが特徴。モデルによっては画像や映像を認識するAI機能にも対応し、ユーザーが見ている対象をもとに情報を取得できるとしている。
また、8MPまたは13MPカメラを搭載し、最大2000Pの動画撮影に対応。電子式手ブレ補正機能を備えるモデルも用意される。
SDK提供で法人向け開発にも対応
DPVRではGシリーズ各モデル向けにSDKを提供する。企業や開発パートナーはSDKを通じ、自社アプリとの連携や独自機能の開発が可能になる。教育・観光・現場作業・リテール・コンテンツ制作などの用途を想定しているという。
スマートグラス市場では一般消費者向け製品に注目が集まる一方、業務支援や現場作業向けソリューションへの活用も進んでおり、SDKの提供はそうした法人利用を見すえた取り組みとみられる。
Gシリーズを日本で順次展開

今回販売を開始した「DPVR G1」に加え、同社はG2/G3/G4/G5/R1/G6など、複数モデルの国内展開を予定している。
シリーズ全体では、クラシックフレームやサングラスタイプ、スポーツタイプなど複数のデザインを用意。用途や利用シーンに応じて選べるラインナップを展開する。
各モデルの発売時期や価格、販売チャネルの詳細については今後発表される予定だ。
DPVR Gシリーズ 製品スペック
| 主な機能 | AI対話/写真・動画撮影/音楽再生/通話/画像認識サポート |
| AI対応 | Diagram & Dialogue対応モデルを中心に展開。G2はテキストベースAIに対応 |
| SDK | 各モデルでSDK提供に対応。法人顧客による独自機能・アプリ適配をサポート |
| カメラ | 8MPまたは13MP(モデルにより異なる) |
| 写真解像度 | 最大 3280 × 2464 |
| 動画撮影 | 1200Pまたは最大2000P(モデルにより異なる) |
| 手ブレ補正機能 | あり |
| オーディオ | デュアルスピーカー、マイク搭載 |
| バッテリー | 100mAh~290mAh(モデルにより異なる) |
| 音楽再生時間 | 約4~10時間(モデルにより異なる) |
| 通話時間 | 約4~7時間(モデルにより異なる) |
| 待機時間 | 最大約15日間(モデルにより異なる) |
| 充電 | マグネット充電(約120分) |
| 対応OS | Android 9.0以降/iOS 10.0以降 |
| 対応アプリ | DPVR Glasses、DPAI(モデルにより異なる) |
関連リンク
DPVRといえば、これまでPシリーズやEシリーズなどのVRヘッドセットを展開してきた企業。今回のGシリーズは、同社が培ってきたハードウェア開発や業務向けソリューションの知見をAIスマートグラスへ広げる動きといえそうです。
しかし、なにより注目は1万4390円という価格。機能は他製品に及ばないところがあるかもしれませんが、この価格なら入門機としてチャレンジしてみてもよいでしょう。この先複数モデルが展開予定ということですし、機能だけでなく、好みのフレームデザインのモデルが出るまで待つのもありだと思います。
(出典:PR Times)
