Meta Horizon Worldsデスクトップエディタ入門:PC上でワールド作成

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エディタ画面の見方

 エディタの画面は以下のようになっています。一見するとUnityに非常によく似た画面構成です。

Meta Horizon Worldsデスクトップエディタ入門 06
デスクトップエディタの初期画面。画面構成はUnityによく似ている

 だったら最初からUnityパッケージで出してくれれば……と思わないこともないですが、そこはMetaの意地やこだわりだったり、ワールド収益化の障害になる可能性があったり、などが理由かもしれません。

 なお、エディタはアーリーアクセス版ということもあってか、UIはすべて英語表記、かつ一部で表示バグも見られます。今のところ日本語化する方法はないようです。

UI解説は公式ドキュメントにあり

 エディタの各UIについては公式ドキュメントに解説ページがあります。解説はすべて英語なので、Google翻訳などで適宜翻訳しながら確認してください。

画面の見かた (User Interface)
 ┗ 主要ツール (Primary Tools in the User Interface)
 ┗ クリエイターツール (Creator Tools)
 ┗ ビルドとプレビュー (Build and Preview Modes)
 ┗ オブジェクトツール (Object tools)
 ┗ パネルとタブ (Panels and Tabs in the Desktop Editor)

実際にワールドを作ってみる

 筆者自身がスキル未熟のため、本項はスキップします。

 ワールド作成に関してはMeta公式による「はじめてのワールド作成」(Create your first world tutorial)というページが用意されています。いきなりゲーム機能ありのワールド、かつ解説ページ自体が英語なのでハードルが高いですが、参考になるかもしれません。

Meta Horizon Worldsデスクトップエディタ入門 07
ワールド作成のチュートリアルページ。ドキュメントが英語であることを含め難易度は高め

【参考】 Meta公式関連ページ

 最後に、Meta Horizon Worldsデスクトップエディタに関連する公式ページを挙げておきます。実際のワールド制作にあたっては、3つめのワールド作成ドキュメント(Learn)が役立つはずです。

 なお、4つめと5つめ、ワールド収益化に関するプログラムは日本は対象外となっています(2025年2月末現在)。

Meta Horizonでワールドを作る

Meta Horizon Worldsデスクトップエディタ:概要

Meta Horizon Worlds:ワールド作成ドキュメント
 ┣ デスクトップエディタのUI
 ┣ はじめてのワールド作成
 ┗ トラブルシューティング

Meta Horizon クリエイタープログラム ※日本は対象外

Meta Horizon Worldsでのマネタイズ ※日本は対象外

Meta Horizon Worlds リリースノート(アップデート履歴)

【参考2】 公式ドキュメントの日本語インデックス

 上でも触れた公式ドキュメント「Learn」のインデックスを日本語化しました。英語を読むのに手慣れた方には不要なものですが、大量にあるドキュメントのどこに何があるかをざっくり知るのには役立つと思います。必要に応じてご活用ください。

新エディタ「Meta Horizon Studio」について

 Metaは2025年9月に開催した年次開発者会議「Meta Connect 2025」において、Meta Horizon Worldsの新たなワールド作成ツール「Meta Horizon Studio」を発表しました。

 Meta Horizon Studioは現在のMeta Horizon Worldsデスクトップエディタに代わる新たなワールドエディタ。従来のUnityベースから新描画エンジン「Horizon Engine」を採用し、ワールドのロード時間が4倍高速化、1ワールドあたりの参加可能人数も100人を超えるとしています。もちろん生成AIを活用したワールド作成も強化される見込みです。

 Meta Horizon Studioはベータ版リリースに向け、ベータテスター登録を受け付け中です。日本からも応募できるので、興味がある人は応募してみください(ただし日本ユーザーは後回しにされる可能性が高い)。

Meta Horizon Studio(ベータ版)
Meta Horizon Worldsの開発者向けページ内に応募リンク有り
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