jig.jp、ARグラスブランド「SABERA」を始動。 鯖江生まれのスマートグラス

重量37グラム、緑単色の単眼ディスプレイ搭載

(画像出典:SABERA公式サイト

jig.jpは2026年2月20日、同社のARグラス(スマートグラス)事業において新ブランド「SABERA(サベラ)」を正式に立ち上げ、公式ランディングページを公開した。同製品は2026年春ごろにクラウドファンディングサービスMakuakeで先行販売を実施する予定だ。

SABERA(サベラ)・製品仕様

今回発表された製品仕様は以下のとおり。カテゴリとしてはARグラスではなくスマートグラスに分類される。なお、同製品は開発中につき、最終仕様は変更される可能性がある。

重量 ※137g
光学技術緑単色マイクロLED ウェーブガイド(輝度2000ニト)
画面・ 右単眼 640×480ピクセル(60Hz)
・ 視野角30度
マイク2基
タッチセンサー1つ
バッテリー100mAh
連続稼働時間 ※2・ 常時稼働: 約3時間
・ 標準稼働: 約8時間
スマートフォン連携Bluetooth (iOS / Android)

※1 今後の改良・最適化により重量変更となる場合あり
※2 使用環境や設定・電波状況などの要因により変動

SABERAの主要機能

今回公開したランディングページではSABERAのブランド思想や世界観に加え、機能一覧や製品詳細についても紹介している。SABERAの主な機能は以下のとおり。

  1. 原稿表示:レンズに原稿を表示し、聴衆から目を逸らさずに自然なスピーチが可能に
  2. 通知表示:スマホの通知をそのまま視界に表示。メッセージの着信・リマインダーやタスクの通知を確認可能
  3. リアルタイム翻訳:相手の言葉を翻訳して視界に表示
  4. 文字起こし:会話をリアルタイムで可視化し、AIが要約までサポート
  5. ナビゲーション:目的地までのルートを視界にダイレクトに表示
  6. AIアシスタント:内蔵マイクを通じ、着用者の問いに回答

ブランド名「SABERA」について

「SABERA」という名称は、Sabae(鯖江) と Era(時代)をかけ合わせた造語。眼鏡産地としての伝統と、次の時代を切り拓くテクノロジーを融合させる存在でありたいという決意をブランド名に込め、眼鏡の産地・鯖江を起点に、新しい時代の「見る体験」を創出する。

SABERAはテクノロジーを前面に押し出すのではなく、日常に自然に溶け込み、使うほど普通の眼鏡に戻れなくなる“相棒”のような存在を目指していくという。

今後の展望

jig.jpは今後、SABERAの製品開発および検証を継続しながら、2026年春ごろにクラウドファンディングサービス「Makuake(マクアケ)」で先行販売を実施する予定。その後、順次自社ECサイトを中心とした本格的な販売展開を予定しており、段階的に市場展開を進めていくとしている。

なお、Makuakeでの販売開始時期や販売価格などについては詳細が確定しだい改めて公表予定だ。

筆者の見解

jig.jp、Cellid、ボストンクラブという国内企業3社による純国産プロジェクト。第一弾はARグラスではなくスマートグラスになるようです。

今回公開されたランディングページを見るかぎり、製品はCES 2026で展示されたプロトタイプと同じか、そのプロトタイプの開発が進んだバージョンと推測されます。フル機能のARグラスではないものの、片眼単色ディスプレイやAI連携機能は備えるなど、製品第一弾としては申し分ないでしょう。

そして気になるのはやはり価格ということで、Makuakeでの先行販売に注目したいところです。


(参考・画像出典:jig.jpPR Times