勉強や作業に集中するのをサポートするスマホアプリ「gogh(ゴッホ)」。本記事ではアプリのインストール方法から実際の使いかたまでを紹介します。
gogh(ゴッホ): アバターとともに過ごす集中支援スマホアプリ
gogh(ゴッホ)とは、勉強や作業に集中するためのスマホアプリ。集中支援アプリでありながら、マイアバターの作成や部屋のカスタマイズもできる、遊び心あふれたスマホアプリです(iOS/Android対応、現在はベータ版)。
開発を手がけるambrは、バーチャル体験プラットフォーム「xambr(クロスアンバー)」を擁するXR企業。過去には「TOKYO GAME SHOW VR 2022」「TOKYO GAME SHOW VR 2023」の企画・開発なども行っています。
gogh(ゴッホ)でできること
gogh(ゴッホ)の特徴・主要な機能は以下のとおり。
- アバターのカスタマイズ: アニメ調のアバターを自由にカスタマイズ
- ルームのカスタマイズ: 部屋のデザインやアイテム配置を編集可能
- ポモドーロタイマー: 集中時間と休憩時間を一定時間で繰り返すタイマー機能
- Lofiミュージック&環境音: 約40曲のライブラリが利用可能
その他、マルチ&ソーシャル機能やAIサポート機能が現在開発中とのことです。
gogh(ゴッホ)の使いかた
ここからは具体的にアプリの使いかたを解説していきます。
インストール~起動
アプリをインストールして起動するとタイトル画面へ。タイトル画面では「はじめる」「ログイン」のボタンがありますが、ここは「はじめる」を選択してください。「ログイン」も選べますが、この段階ではアカウント登録はできません(エラーになる)。
「はじめる」を選ぶと名前の登録&アバター作成画面へ。初回起動時は大きめのデータダウンロードがあるので、Wi-Fi環境下で進めましょう。
アバター作成~アカウント登録
アバターの作成は、ゲームやアバター系SNSなどによくあるタイプ。髪型・顔・服・アクセサリーなどを組み合わせて、自分好みのアバターを作りましょう。
アバターが完成すると、続けてアカウント登録へ。電話番号またはメールアドレスで登録可能なので、好きなほうで登録してください。
ルームのカスタマイズ
アバター作成&アカウント登録が完了すると、次はアバターが過ごす部屋(ルーム)の選択へ。最初からアイテムが配置されている「フルセット」と、自分で1からカスタマイズする「シンプル」があります。ここも好みに合わせて選択&カスタマイズしていきましょう。
ちなみに、一部の家具(PCモニタやフォトスタンドなど)にはお気に入りの画像をはめ込むことができます。ルーム全体のカスタマイズはけっこう大変なので、まずは画像で他の人との差別化を図るとよいでしょう。
ここまで済ませたら、以降は実際にアプリの機能を利用できるようになります。
ホーム画面の見かた&操作方法
アプリのホーム画面と、各種アイコンの機能は以下のとおりです。
【ホーム画面&アイコンの見かた】
1: アバター
2: 設定
3: 撮影モード(静止画/動画)
4: ルームのカスタマイズ
5: BGM/環境音/アバターの生活音
6: アイコンを隠す(再タップで解除)
7: 室内照明のオン/オフ
8: BGM/環境音/アバターの生活音
9: 状態保存/操作ガイド/リセット
10: ポモドーロタイマー
11: ホームに戻る
12: アバターのカスタマイズ
アプリの基本操作については公式の解説動画が参考になります。その他、goghの操作方法については公式操作ガイドがあるのでそちらも活用してください(アプリ内にも「操作ガイド」へのショートカットあり)
ポモドーロタイマー
「25分作業し、5分休憩する」を1セットとした集中方法をポモドーロテクニックと言い、そのサイクルを計れるのがポモドーロタイマーです。
本アプリでは集中時間と休憩時間の長さもカスタマイズ可能。基本的には初期設定のままでよいと思いますが、すでに独自のベストサイクルを見つけている人などは変更してもよいでしょう。
Lofiミュージック&環境音ライブラリ
作業用BGMとして、日本の独立系音楽レーベルJapanolofi Records提供楽曲、およびgoghオリジナルのLofiミュージックを合計約40曲収録。また、環境音ライブラリもあり、20の音源を組み合わせて流すことができます。
gogh(ゴッホ)に今後期待したいこと
goghが本領を発揮するのは現在開発中のマルチ&ソーシャル機能やAIサポート機能が実装されてからだとは思いますが、とりあえず現時点での要望などを記しておきます。
- カメラモードで出てくるサムスティック(ジョイスティック)をホーム画面でも使えるようにしてほしい
- 1タップでデフォルトの構図(アプリ起動時の画面)に戻れる機能がほしい
- ルームのカスタマイズで家具を90度に回転させる機能がほしい
- ルームのカスタマイズで隣接する壁や他の家具にスナップ(吸着)する機能がほしい
- アプリの省電力化
- アバターパーツの拡張(有料パーツもあり)
- 外部アバターのインポート機能がほしい(有料)
- 企業やIPとのコラボによるカスタムアバターがほしい(有料)
- Google Play Gamesでのリリース(PC版の開発はコストがかかるので)
【参考&画像出典/gogh公式プレスキット】