人気VRゲーム『Gorilla Tag』がおもちゃ化。2027年に米国で発売予定

Bonkers Toys、VRゲーム『Gorilla Tag』のグローバルライセンス契約を締結

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画像提供:Bonkers Toys
ニュースの要点
  • VRゲーム『Gorilla Tag』の公式玩具シリーズが登場予定
  • Bonkers Toysがグローバル・マスタートイライセンス契約を締結
  • ぬいぐるみ・フィギュアなどの玩具を2027年に米国の小売店で発売予定

ニューメディアブランドの玩具分野で知られる米Bonkers Toysは現地時間2026年3月9日、VRゲーム『Gorilla Tag(ゴリラタグ)』を手がけるAnother Axiomとグローバルライセンス契約を締結したと発表した。

この契約にもとづき、Bonkers ToysはGorilla Tagの世界観をもとにした玩具シリーズを世界展開する予定。VRゲームの体験を、現実のおもちゃとして楽しめる商品ラインナップを開発する。実際の商品は2027年に米国の主要小売店で発売される見込みだ。

『Gorilla Tag』のぬいぐるみやフィギュアなどを展開

商品ラインナップにはキャラクターを再現したぬいぐるみやフィギュア、コレクショングッズなどが含まれる。いずれもGorilla Tagのゲーム体験やキャラクター、ストーリーから着想を得たデザインになるという。

これにより、ファンはVRゲーム内のMonkeワールド(※)を現実世界のおもちゃとして楽しめるようになる。

※Monke(モンケ):ゲーム内でプレイヤーの分身となるゴリラのキャラクター。

Gorilla Tag キービジュアル
Gorilla Tag/画像提供:Bonkers Toys

VRゲーム最大級のヒット作『Gorilla Tag』

Gorilla Tag』は2021年に登場したソーシャルVRゲーム。プレイヤーはゴリラ型のMonkeアバターを操作し、腕を使った独特の移動方法でフィールドを移動しながら、友人とソーシャルゲームを楽しむことができる。

シンプルな内容ながら口コミで人気が爆発し、2025年には月間アクティブユーザー数(MAU)370万人、1日あたりのアクティブユーザー数(DAU)100万人を達成。累計ユニークプレイヤー数は1500万人を突破した。さらに2026年にはVRでの同時接続プレイヤー数が11万9000人という記録も樹立している。

Gorilla Tag ゲーム画面
Gorilla Tagのゲーム画面/画像提供:Bonkers Toys

「VRブランドを現実世界で形にする」

Bonkers Toysのブランド責任者、Dan Meyer氏は次のようにコメントしている。

「アルファ世代が情熱を注ぐブランドを、現実世界で形にすることが当社のミッション。ですから今回のパートナーシップは自然なステップですし、非常にワクワクしています」。

一方、Another AxiomでIP拡張部門「Monke Business」を率いるJake Zim氏 は次のように述べている。

「Bonkers Toysはデジタルブランドを小売市場で成功させてきた実績があります。Gorilla Tagの世界を初めておもちゃ売り場に展開するパートナーとして、彼らは最適な存在です。彼らの創造性と専門知識は私たちのIP拡張戦略と非常にマッチしています」。

VRゲームIPの“リアル化”が進む

近年、米国を筆頭とする英語圏の若年層を中心に、VRゲームの人気が急速に拡大している。今回の取り組みは、デジタルゲームの人気IPを現実世界の玩具へと展開する新たな流れを示すものともいえる。

Bonkers ToysはこれまでにもYouTube発の人気コンテンツの玩具化に成功しており、今回の『Gorilla Tag』シリーズも次世代のエンターテインメントIP展開の一例となりそうだ。

Bonkers Toysとは

Bonkers Toysは米カリフォルニア州サンディエゴに拠点を置く、YouTubeやインスタグラムなどのニューメディアやクリエイターを基盤とした玩具ブランドを展開する企業。

米国のYouTubeキッズチャンネル「Ryan’s World(ライアンズ・ワールド)」の最初のライセンシーとして知られ、「Giant Mystery Egg」などの人気商品で大きな成功を収めている。

筆者の見解

『Gorilla Tag』は英語圏、特に米国の小中学生の間で大人気のゲーム。リアルおもちゃ化はゲームのメインユーザー層と非常にマッチしていると言えるでしょう。

『Gorilla Tag』は日本語ローカライズされておらず、ゲーム内のコミュニケーションも英語がメインのため、日本ではそれほどプレイヤーは多くはなさそうですが、米国でのグッズの売れ行きがよければ日本でも販売されるようになるかもしれません。


(参考:PR Newswire