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6. オーディオアクセサリー
スタンドアロン型VRヘッドセットであるMeta Quest 3に似合うオーディオアクセサリーとしては、ワイヤレスイヤホンが挙げられます。
Meta QuestシリーズはBluetoothを搭載しているので、ワイヤレスイヤホンの利用自体は最初からできるのですが、遅延の問題もあってほとんどのアプリで快適に使えない状態です。そこで、Meta Quest向けにはデータ遅延を抑えるための専用ドングルがセットになったワイヤレスイヤホンがおすすめとなります。
Soundcore VR P10
Meta Quest向けのワイヤレスイヤホンとしては、Soundcoreから「VR P10」という製品が出ています。ちなみにSoundcoreはモバイルバッテリーで知られるAnkerの傘下ブランドです。
VR P10はドングルでヘッドセットのUSBポートをふさぐタイプの製品ですが、ドングルにUSB-Cポートを搭載しているため、ケーブルをつないで充電しながらプレイしたり、有線接続でのPCVR(Quest Link)も可能です。
Razer Hammerhead HyperSpeed
また、Meta Quest 3の発売に合わせ、RazerがMetaと提携して「Hammerhead HyperSpeed」のMeta Questバージョンを発売する予定です(Meta公式ページはできているものの購入はできない)。Hammerhead HyperSpeedはすでにPlayStation 4/5、およびXboxシリーズ向けのものが発売されています。
有線式イヤホン
シンプルな有線イヤホンとしてはfinal(ファイナル)のVRシリーズがよさげ。音像定位(音の方向や距離を特定すること)に特化した音響設計が特徴で、VRコンテンツやASMR音声に向くとしています。
VRシリーズにはやや高めの製品もありますが、ここでは入門編に最適の2製品を紹介しておきます。
7. Quest Link対応ケーブル
Meta Quest 3をPCVRで使えるようにするQuest Link(旧Oculus Link)。今ではワイヤレスでPC接続するAir Linkも実装されていますが、安定したデータ転送はやはりケーブル接続に分があります。
対応ケーブルにはMeta謹製のものがありますが、1万円超とお高め。USB3.0 – USB-Cならどれでも大丈夫だと思うので、サードパーティ製で代用しましょう。
Rampow USB Type C ケーブル
こちらは自分がMeta Quest 2購入時に買ったものですが、Meta Quest 3でも使えるはずです。ケーブル長は1m/2m/3m、色は黒と赤があります。
KIWI design Quest対応リンクケーブル
上記よりは値が張りますが、VR関連アクセサリでは有名なKIWI designなので安心感があるほか、ケーブルクリップ付き・USB-C側がL型になっているなどの特徴があります。なお、16フィートは約5メートル(4.87メートル)です。
8. キャプチャーカード
2024年8月、Meta Questをキャプチャーカード経由で外部デバイスと接続する「Meta Quest HDMI Link」が実装されました。有線ではあるものの、ニンテンドースイッチやSteam Deckなどとも接続でき、ハンドヘルドデバイスの映像をQuestヘッドセット内に大画面表示できるのが特長です。
Meta Quest HDMI Linkについては別記事がありますので参照してください。おすすめキャプチャーカードも紹介しています。
9. スタンド
Meta Quest 3用スタンドはヘッドセット&コントローラーをコンパクトかつ安定した状態で片付けておけるだけでなく、充電機能を備えたものもあります。Meta公式の充電ドックは約2万円と高額なので、サードパーティ製で手頃なものが欲しいところです。
CYBER・充電機能付きディスプレイスタンド
スタンドについては良さげな製品が出てくるのを待っていましたが、2024年3月になって下記の製品が出ました。別途電源は必要ですが、スタンドに置いたままヘッドセットの充電ができます(ヘッドセットのみ。コントローラーはかけておけるだけ)。
製品名はMeta Quest 3用となっていますが、パッケージを見るとQuest 2でも使えるようです。なお、充電ケーブル用のポートがない、ちょっと安めのバージョンもあります。
BOBOVR D3充電ドッグ
ヘッドストラップで評価の高いBOBOVRの製品。日本のAmazonではまだ取り扱いがありませんが、BOBOVR公式サイトから注文できます(ただし海外送料がかかる)。
そこそこ値は張りますが、Questヘッドセットだけでなくコントローラーも同時に充電できます(コントローラーを充電池に換装)。また、BOBOVRの外付けバッテリーも同時に充電可能なので、すでにBOBOVRのバッテリー付きヘッドストラップを使っている人には向くかもしれません。
【備考1】 Meta謹製アクセサリー一覧
参考までに、Meta謹製のアクセサリーを以下に紹介します(Meta公式サイトへのリンク)。総じて値段は高めですが、Meta謹製だけあってヘッドセットとデザインに統一感があるのと、公式ゆえの安心感があるのがメリットです。
【備考2】 Meta Quest 2向けアクセサリーまとめ
過去に書いたMeta Quest 2版の記事はこちらです。すぐにMeta Quest 3に乗り換える予定がない人、あるいは「最初はMeta Quest 2からでいいか」という人は参考にしてください。