VR/ARで楽しめる美術館・博物館まとめ

海外の美術館・博物館

スミソニアン国立自然史博物館

 米スミソニアン国立自然史博物館(National Museum of Natural History、NMNH)では、展示の一部をバーチャル化して公開。3DビューとVRで体験できます。これとは別にGoogle Arts & Culture版もあります。

ルーブル美術館

 レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナリザ」展示で知られる、フランスのルーブル美術館(Musee du Louvre)。ルーブル美術館では5つのバーチャルツアーを提供しており、Webブラウザから3Dビューで展示を見ることができます。下記リンク先のページ内にある「Launch virtual tour」をクリックしてみてください。

ヴァチカン美術館

 ヴァチカン市国にあるヴァチカン美術館では、展示の一部を「バーチャルツアー」としてWeb公開しています。2023年12月時点では14の展示が公開中。

 展示は360度の3Dビューのほか、一部のコンテンツではVRヘッドセットや、スマホと組み合わせて使うVRゴーグルなどでVR表示することもできます(「Raphael’s Rooms」「Pio Clementino Museum」など、操作メニュー内にメガネっぽいアイコンがあるものが対象)。

ヴィクトリア国立美術館

 オーストラリアのヴィクトリア国立美術館(National Gallery of Victoria、NGV)でも展示の一部を「バーチャルツアー」として公開。Webブラウザから3Dビューで見ることができます。

メトロポリタン美術館

 米メトロポリタン美術館(The Metropolitan Museum of Art、The Met)はコロナ禍全盛の2021年、同館のギャラリーを自宅からでもバーチャルツアーできる「Met Unframed」をリリースしていました(現在は終了)。

 そして2023年にはRobloxと連携した「Replica」というスマホアプリもリリースしています。これは実際に美術館に訪れた人が展示作品をARでスキャンし、アプリを通じてRobloxにデジタルで取り込めるというもの。

 ここまで紹介してきた美術館・博物館とは異なるアプローチですが、これもVR/ARを活用したバーチャルコンテンツということで紹介しておきます。


 また、これとは別にGoogle Arts & CultureにもMETのバーチャルギャラリーがあります。

Google Arts & Culture

 日本と同様、海外の美術館/博物館もGoogle Arts & Cultureに収録されています。世界全体では膨大な数になるため、検索では「art museum US」「museum London」など、「(art) museum + 国名(地名)」のように複数の単語を入れるとよいでしょう。

 美術館/博物館の名称がわかっている場合は名称だけで検索してもOKですが、お目当ての美術館/博物館が収録されているとは限りません。

 検索は日本語でもできますが、海外の美術館/博物館の場合は日本語だと検索結果に出てこないこともあります。その他、「葛飾北斎」「ピカソ」のように、人名で検索をかけることも可能です。

VR/ARで利用できる美術館・博物館(リスト)

 ここまでに紹介した美術館・博物館の情報を表組にまとめました。

施設名所在地提供コンテンツ
【日本国内】
小樽市総合博物館北海道小樽市屋外展示場 VRツアー運河館・展示室
国立科学博物館東京都台東区おうちで体験!かはくVR
東京国立博物館東京都台東区TNM&TOPPANミュージアムシアター
絹谷幸二 天空美術館大阪府大阪市3D映像体験、画家とつながるVR体験
大原美術館岡山県倉敷市バーチャル展示室
大和ミュージアム広島県呉市大和ミュージアムARアプリ
【海外】
スミソニアン国立自然史博物館アメリカ合衆国・ワシントンD.C.バーチャルツアー(3Dビュー/VR)
ルーブル美術館フランス・パリバーチャルツアー(3Dビュー)
ヴァチカン美術館ヴァチカン市国バーチャルツアー(3Dビュー/VR)
ヴィクトリア国立美術館オーストラリア・メルボルンバーチャルツアー(3Dビュー)
メトロポリタン美術館アメリカ合衆国・ニューヨークスマホARアプリ「Replica」
【その他】
Google Arts&CultureWeb

1 2