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2024年4月13日から半年間にわたって開催される2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)。同イベントには世界各国の展示施設(パビリオン)が展開されますが、そのなかにはAR/VR/MRを活用した展示物やイベントも複数あります。
本記事では大阪・関西万博で体験できるXRコンテンツに関する情報を、Webで利用できるものも含めてまとめて紹介します(随時更新予定)。
大阪・関西万博公式アプリ
大阪・関西万博公式スマホアプリ(Android / iOS)ではチケット購入をはじめ、パビリオン情報、施設内グルメ情報、グッズ&ショップ情報などが入手可能です。
アプリそのものにXR要素はありませんが、アプリのパビリオン情報ページからバーチャル万博会場(次項で紹介)へのリンクがあるほか、AR要素を含むAIナビゲーションアプリ(4月リリース予定)へのリンクもあります。
なお、公式アプリ自体は動きがやや重いほか、一部のコンテンツがWebビューになっている(外部Webページに遷移する)など、ユーザビリティがそれほど高くないのは残念なところ。万博開催までに改善されているとよいのですが。
バーチャル万博
大阪・関西万博ではリアル会場と同時に、バーチャル会場「空飛ぶ夢洲」が登場する予定です。
オープンはエキスポ開催直前の2025年4月予定となっており、公式スマホアプリとは別のアプリがリリースされます。こちらはスマホ・PCのほか、Meta Quest 2/3/3Sでも利用可能です。
プロモーション動画を見るかぎり、アバターでVR空間にアクセスする、近年のソーシャルVR(≒メタバース)的なコンテンツと思われます。
XRコンテンツ出展情報
大阪・関西万博のリアル会場や、Webやバーチャル空間上で展開される関連XRコンテンツに関する情報を以下にまとめて紹介します(随時更新)。
大阪ヘルスケアパビリオン「Nest for Reborn」
大阪府と大阪市が産学官一体となって出展するパビリオン。パビリオン内にXRコンテンツの展示・体験スペース「XD HALL」があります。
モンスターハンターブリッジ(MONSTER HUNTER BRIDGE)
大阪ヘルスケアパビリオン内に設置される、カプコンの人気タイトル『モンスターハンター』(モンハン)シリーズをモチーフにした体験型コンテンツ。
会場では専用のARデバイスを装着し、360度シアターやイマーシブサウンド、床振動などが融合した体験型コンテンツが楽しめます。
いのちめぐる冒険「超時空シアター」
アニメ『マクロス』シリーズや『アクエリオン』シリーズで知られるアニメーション監督・河森正治氏がプロデューサーを務めるパビリオン。展示のひとつ「超時空シアター」は、多人数同時で体験できるVR/MRコンテンツとなっています。
EXPO2025 Personal Agent
大阪・関西万博公式スマホアプリとは別に、リアル会場で使えるナビゲーションアプリが4月上旬に登場予定。プロモーション動画によると、同アプリに搭載される道案内機能ではARナビゲーションが利用できるようです。
その他関連情報
プレスリリースを中心に、その他の関連情報をまとめています。
● TOPPAN、2025年大阪・関西万博向け多言語翻訳アプリ「EXPOホンヤク」の提供開始 (TOPPAN、1/29)
● フォレストデジタルの空間VRサービス「uralaa(うらら)」、大阪・関西万博の箕面市出展ブースに採用 (PR Times)
● ユタカ交通、eスポーツとVRで大阪・関西万博に出展 (PR Times)
● 椿本チエイン、大阪ヘルスケアパビリオンの「ミライのヘルスケア」ゾーンに出展 (椿本チエイン)
● Meta OsakaとMawari、多言語対応のリアルタイム自動応答型AIガイドを大阪・関西万博でデモンストレーション (Meta Osaka)
● 近畿経済産業局、『「Kansai XR EXPO」 XR×社会課題×万博‐近未来技術が導く well-being‐』を開催 (近畿経済産業局) ※PDF
● 関西イノベーションセンター(MUIC Kansai)、各パビリオンの様子をライブ配信で紹介する「オンラインツアー」を実施 (関西イノベーションセンター)
● カプコン、大阪ヘルスケアパビリオンに『Monster Hunter Bridge』出展 (カプコン)