Brave groupが80億円超の資金調達、グリーグループが筆頭株主となりVTuber事業を世界展開へ

国内外18社が参画、グローバル市場へ向けた事業展開を加速

アイキャッチ:Brave groupが80億円超の資金調達

Brave groupは2026年4月22日、シリーズEで総額80億円超の資金調達を実施したことを発表。同社の累計累計調達額は約140億円となった。

なお、グリーホールディングスは100%子会社のREALITYを通じてBrave groupへ追加出資を実施し、同社の筆頭株主に。両社はVTuber領域における戦略的パートナーシップを強化し、世界市場での事業成長を目指すとしている。

調達の概要と参画企業

今回の資金調達にはグリーグループのほか、海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構)、株式会社みずほ銀行、Kakao Investment、キリンホールディングスなど国内外18社が参画している(15社からの第三者割当増資および3社からの融資)。

今回調達した資金の使途は以下の4点になるとしている。

  • グローバル展開の加速:海外市場におけるIPローカライズ体制の強化およびマーケティング投資
  • IP事業の多角化:既存IP価値の新しい事業展開を推進
  • テクノロジーへの投資:配信システムおよびXR技術の研究開発、スタジオ設備の強化
  • 戦略的M&A・アライアンス:国内外の有力IP・周辺領域での連携強化

グリーが筆頭株主に、VTuber業界で最大級の提携へ

Brave groupが80億円超の資金調達、グリーHDが筆頭株主に

グリーグループは、スマホ向けメタバースアプリ「REALITY」の運営と、VTuberプロダクション「REALITY Studios」を展開。今回の追加出資により、Brave groupが持つ「ぶいすぽっ!」「RIOT MUSIC」などのIP創出力と、グリーのプラットフォーム基盤を融合させる。

両社は今後、タレントの海外展開支援、プラットフォーム連携、技術開発など多方面でシナジーを創出し、「世界市場における日本発エンターテインメントのプレゼンス向上に寄与していく」としている。

筆者の見解

調達額80億超と、Brave groupとしては過去最大の資金調達に。出資者の顔ぶれを見ても、プレスリリースにある「グローバル市場へ向けた事業展開を加速」に偽りはなさそうです。

Brave groupのVTuber事業は、海外グループの統廃合が立て続けに起こるなどやや足踏み状態が続いていますが、今回調達した資金で再度勢いを取り戻してほしいところです。

個人的には「ぶいすぽっ!」とその海外部門である「VSPO! EN」の交流がもっと増えることを希望します(ニッチな要望ですが)。

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(出典:Brave group / PR Times) ※サムネイル画像はBrave group公式サイトより