視線操作UI × 超軽量設計でARグラスのユーザー体験を加速

ARグラス用ディスプレイおよび空間認識エンジンの開発を手がけるCellid(セリッド)は2026年4月27日、Jorjin Technologies Inc.が開発した次世代AIスマートグラス「J9」に、同社の最新ウェーブガイド(ARグラス用レンズ)を提供したことを発表した。
J9は2026年上半期中に正式発表を予定しており、評価用のリファレンスデザインはすでに提供開始中。日本国内ではCellidが販売代理店を担当する。
「J9」の視線操作UIによる直感的ユーザー体験

J9は「視線操作UI(Gaze-Controlled UI)」を搭載し、ユーザーは視線だけですべてのUI操作を完結可能。「見る・選ぶ・完了(Look, Select, Done.)」というハンズフリーかつ音声不要の操作により、写真撮影や動画録画、フォーム画面の操作、明るさ調整など、幅広いタスクを簡単に実行することができる。
AIスマートグラス「J9」の主な特長
- 超薄型ウェーブガイド:Cellidの超薄型・高輝度のガラス製ウェーブガイドを採用
- 視線だけで操作できるUI(Gaze-Controlled UI):見るだけで写真撮影・画面操作などが完結
- 高精度なアイトラッキング(視線追跡)機能:小型カメラ2基と赤外線LEDにより高精度で視線を検出
- フルカラー映像をレンズに表示:500×380ドットのフルカラー映像を視野角(FOV)25度で目の前に表示
- 高性能プロセッサ搭載:スマートフォンやPCに繋がなくても、本体だけで物体認識などのAI処理を実行可能
- 1300万画素カメラ搭載:高解像度カメラで写真・動画撮影のほか、物体や顔の認識にも対応
- 高速ワイヤレス接続:Wi-Fi 6とBluetooth 5.3に対応し、快適なワイヤレス環境を実現
- 各種センサー搭載:動き・明るさ・距離・方位を検知するセンサーに加え、マイクとスピーカーも内蔵
主な活用シーン
- トレーニング/教育分野:各種トレーニングにおいて、視線追跡による技術継承・指導の効率化を支援。専門家の視点をリアルタイムで記録・共有し、より速い育成プロセスを実現
- エンタープライズ/現場作業:AIが注視対象の情報をリアルタイムで提供。在庫管理・品質検査・現場指示など、現場作業員の生産性向上に貢献
Jorjin Technologiesはシステムインテグレーター・ARソリューションプロバイダーとして、ウェアラブルデバイス開発において10年以上の実績を有する台湾の企業。Cellidとは今年1月に開催されたCES 2026において、共同開発した次世代AIスマートグラス「HJ1 AI Smart Glasses」を展示しています。
Cellidは他にもオールジャパンブランドのスマートグラス「SABERA」にもウェーブガイドを提供しており、ウェーブガイド企業としての存在感をますます強めています。
コンシューマー向けのSABERAと違ってJ9は産業向けの色が強い製品ですが、こちらも2026年上半期中に正式発表予定ということであわせて注目です。
(出典:PR Times)
