【比較】鈴原るる復帰報道のX投稿まとめ|メディア別インプレッション分析

VTuber鈴原るる、4年半ぶりの復帰へ

 2021年6月末ににじさんじを卒業したVTuber、鈴原るるさんが2025年12月23日に復帰するようです。

 2025年12月1日にはYouTubeチャンネルのアーカイブが復活し(卒業配信を除く)、同12月16日にはライブ配信枠が立ちました。

 あわせて、にじさんじ公式X鈴原るる公式Xアカウントにも動きがあったほか、にじさんじオフィシャルストアには新商品を含むグッズページもオープンしています。

 鈴原るるさんの復帰に関する個人的な感想は割愛しますが、今回、同一情報に関するニュース記事が複数のメディアから出たので、ちょっとしたデータ比較をしてみることにしました。ほとんどの人にとっては意味のないデータ比較ですが、もしかしたら役に立つ人がいるかもしれません。

各ニュースメディアのX投稿比較

 以下の表は、鈴原るるさんの復帰報道に際し、各メディアがXに上げた告知投稿の「リポスト(引用含む)」「いいね」「インプレッション(IMP)」の数を比較したものです。

 メディア名の後の数字はアカウントフォロワー数です。また、IMPの後の数字はアカウントフォロワー数に対するIMP数の割合を表しています。

X投稿データ比較

アカウントリポストいいねIMP
ファミ通.com(121.8万)1980964285.7万(0.70)
電ファミニコゲーマー(117.7万)1037576940万(0.34)
電撃オンライン(55.9万)660283620.8万(0.37)
インサイド(8.6万)1586037.4万(0.86)
KAI-YOU(9.1万)1271940547.4万(5.21)
Mogulive(1.7万)1193521.8万(1.06)
PANORA(3.2万)1226452.9万(0.91)
電撃VTuber(1256)21362.3万(18.31)

※数値は2025/12/17(水) 19時付近のもの

このデータ比較で何がわかるのか

 実のところ、この比較データからわかることはほとんどありません。わかるのはせいぜい各アカウントのユーザーのアクティブ度合くらいでしょう。

 ではなぜこのデータ比較をしたかというと、自分であればこのデータを元にSNSの投稿スタイル(内容や投稿タイミング)を考えたり、今後の記事編成や記事内容を考えたりするための材料にするだろうと考えたからです。Webメディアの編集者・コンテンツディレクター・SNS運用担当者であれば当然やっているはずなので、得意げに言うことでもないのですが。

 ちなみに、Webメディア運営側にとってX投稿で重視すべきは「投稿から実際の記事に遷移した人の数」「IMPに対する遷移数の割合(CTR)」です。上のデータではいいね数やIMP数に大きな差があって目を引きますが、メディアの中の人はこれらの数字をそこまで重視していない可能性があります(多いにこしたことはありませんが)。

今後注目したいこと

 鈴原るるさんの復帰を取り上げたメディアの多くは、実際の復帰配信の様子も記事化するでしょう。

 個人的には、その手前で今回の記事のリライト(初報時に入れられなかった情報の追加)をするか、復帰までの経緯などをまとめた別記事を出すかどうか、といったあたりに注目しています。

【参考】各メディアのX投稿画像

 今回データ比較で取り上げたWebニュースメディアのX投稿画像をまとめておきます。興味があれば。