デジタルファッション関連情報まとめ:ブランド・ストア・プラットフォーム・アバターまで

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プラットフォーム

 アパレルブランドに続いては、デジタルファッションを披露する場にもなるプラットフォームを各種紹介。ユーザー交流もできるバーチャル空間から、ストア機能も兼ねたものまでさまざまです。

VRChat

VRChat

 ソーシャルVR(≒メタバース)の筆頭格として知られるVRChat。VRChatでは個人や企業が制作したさまざまなワールドがあり、雑談・音楽ライブ・ゲームなど、さまざまなイベントが日々繰り広げられています。

 デジタルファッションの分野では、有志によるバーチャルファッションショー「“Voyage”」が2022年・2023年に開催された実績があります。

 その他にも、有志によるバーチャルファッションアイテム展示会「Virtual Fashion Mall」が過去に数回開催されたりしています。

Virtual Fashion Collection “Voyage” 2022 Winter
Virtual Fashion Collection “Voyage” 2023 Spring/Summer

ZEPETO(ゼペット)

ZEPETO(ゼペット)

 韓国NAVER Zが運営するスマホ向けソーシャルプラットフォーム(iOS / Android)。3Dアバターを作成してユーザー同士でコミュニケーションするのがメインですが、アバターの着せ替えアイテムが充実しているのも特徴です。

 ZEPETOではこれまでにグッチやラルフローレン、BEAMSなどのアパレルブランドとのコラボのほか、『ONE PIECE』や『進撃の巨人』、『美少女戦士セーラームーン』、サンリオなどともコラボ。アバター用の衣装やアクセサリーが有料/無料で提供されています。

 その他、個人クリエイター作によるファッションアイテムも流通しており、ユーザーは幅広くアバターを着飾ることができます。

Roblox(ロブロックス)

Roblox(ロブロックス)

 企業や個人が作成したゲームワールドが多数集まるオンラインゲーミングプラットフォーム・Roblox

 Robloxではこれまでにグッチ/ジバンシィ/ナイキなど、アパレルブランドとコラボしたワールドが複数登場しています。それぞれのワールドではゲームクリアなどを条件に、そのブランドのアバター着せ替えアイテムが手に入ったりします。

 また、ZEPETOと同様、Robloxではユーザー自身でアバター用のファッションアイテムを作成でき、それらを販売して利益を得られる仕組みも存在しています。

CENTENNIAL(センテニアル)

CENTENNIAL(センテニアル)
画像出典:PR Times

 CENTENNIAL(センテニアル)はココネが運営する、スマホ向けアバターソーシャルサービス(iOS / Android)。全世界リリースに向けて、日本で先行リリース中です。

 ココネは他にも「ポケコロ」「ポケコロツイン」などのスマホ向けアバター着せ替えアプリを配信していますが、CENTENNIALもその流れを汲んでおり、アバターの着せ替え要素が魅力のアプリとなっています。

Decentraland

Decentraland(デセントラランド)

 Decentraland(デセントラランド)はブロックチェーン技術を活用した、Webブラウザベースのメタバース(VR版もあり)。2021年よりファッションイベントMETAVERSE FASHION WEEKが年1回開催されています。

 正直なところ、いわゆる“Web3系”サービスはこの先どうなるのかわからない部分が多いのですが、デジタルファッションとの結びつきを意識したサービスが多いので、そのひとつとして覚えておくといいかもしれません。

あつまれ どうぶつの森

あつまれ どうぶつの森

 ニンテンドースイッチのゲーム『あつまれ どうぶつの森』。コロナ禍の時期にはジェラート ピケ/マークジェイコブス/ヴァレンティノ/アナスイ/ニコアンドなど、複数のアパレルブランドがキャラクター用のファッションアイテム(マイデザイン)を配布していました。

DRESSX

DRESSX(ドレスエックス)

 DRESSX(ドレス・エックス)はデジタルファッション業界では最大手と目される、米国のデジタルファッション企業。DRESSXではデジタルファッションアイテムの購入と併せて自身の写真をアップロードすると、そのアイテムを着用した写真を返送してくれるサービスを提供しています。

 また、iPad向けにARアプリ「DRESSX METAVERSE CLOSET」もリリースしており、こちらではリアルタイムでAR試着などができるようになっています。

 その他、DRESSXのアイテムはRobloxやMetaのアバターストアにも展開されており、購入したアイテムはアバターに着せることが可能。さらに一部のアイテムはNFTとして販売しており、こちらはDecentralandやReady Player Meでアバターに着せられます。

 日本国内ではBEAMS、ZOZO NEXT、松竹といった企業がDRESSXでアイテムを販売したりコラボを行っています。

ZERO10

ZERO10

 ZERO10は海外のファッションARプラットフォーム。店頭に置かれた「バーチャルミラー」で現実の衣服をバーチャル試着するのが主な用途ですが、物理的な商品が存在しないデジタルファッションの試着&写真撮影もできるサービスになっています(iOSアプリもあり)。

 ZERO10ではこれまでにトミー ヒルフィガー(Tommy Hilfiger)やコーチ(COACH)などのアパレルブランドとのコラボ実績があります。

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