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Metaが開発・販売しているVRヘッドセット「Meta Quest 2(メタクエスト2)」をより快適に使うには、サードパーティ製のアクセサリーがあると便利です。本記事では筆者が実際に使っている/使っていた、あるいはいずれ欲しいと思っているアクセサリーをまとめて紹介します。
ヘッドストラップ
Meta Quest 2標準のベルトストラップは材質や重量の関係からホールド感がやや弱く、また、ヘッドセット装着時に重量バランスが前寄り(フロントヘビー)になってしまいます。Quest 2を高頻度・長時間利用するならサードパーティ製のヘッドストラップは必要不可欠と言っていいでしょう。
Quest 2 Eliteストラップ
Meta謹製のヘッドストラップ。標準ベルトストラップの課題を軽減してくれますが、価格は7830円とお高め2024年3月の価格改定で4070円に。私も一度は購入して使用していましたが、現在は別のものに変えています。
また、同じく謹製でバッテリー付きのEliteストラップもあります(1万60707260円)。後頭部にバッテリーを搭載することで、ヘッドセットの駆動時間を延ばせるだけでなく、重量バランスもよくなっている可能性があります(使用経験なし)。
Quest 2 ストラップ(iofeiwak)
Eliteストラップの次に使っていたのがこちら。Eliteストラップと比べて大幅に安いのと、額当てがあるぶん重量バランスもよさそうと思っての購入でした。
が、実際に使ってみると、たしかに重量バランスは悪くないのですが、ホールド感はEliteストラップのほうが上でした。動画視聴など動きの少ない用途では問題ありませんが、アクションゲームなどをプレイする際にはやや不安定な感じ。これはおそらく私の頭の形や大きさによるもので、人によってはこちらのほうがフィットする場合もあると思います。
なお、こちらのストラップはEliteストラップと異なり、ヘッドセット本体に残ったつるの部分にはめ込む形ではなく、つるをはさむ形でセットします。位置を多少前後させることができるので、きっちりセットアップすればよりベストな位置を見つけることもできるでしょう。
KIWI design Quest 2 Eliteストラップ
そして現在使用している&イチ押しはこちら。前出のWELLEXPRESSと比べると形状はEliteストラップに近いです。ただ、Eliteストラップと比べて頭部のベルト部分の材質がよく、装着感はより快適。また、ヘッドセット部との接続箇所が可動するため、ヘッドセットの付け外しやヘッドセットの位置固定もしやすいです。
Amazonではたまにセールで安売りしているので(5000円程度)、ヘッドストラップを探している人は検討の余地ありかと思います。
BOBOVR M2 Plus ヘッドストラップ(BOBOVR)
私自身は試していませんが、評判がいいのはBOBOVRの製品です。写真で見るかぎり、可動部が多く頭にフィットさせやすそうな構造なのがポイントでしょうか。2024年3月時点での価格は4000円前後。また、お値段はぐっと上がりますがバッテリーモジュール付きのバージョンもあります。
BOBOVR M2 Plus Eliteストラップツインバッテリーコンボ
視力矯正レンズ
Meta Questのヘッドセットは眼鏡をかけたままでもかぶれますが、眼鏡の種類によっては窮屈ですし、ヘッドセット装着中に眼鏡がズレたりすると調整が面倒。そこでおすすめなのが度付きレンズアタッチメントです。
度付きレンズのアタッチメントは各社から出ており、だいたいどれも同じような製品です。下記の製品は片目あたり2000円ほどとお安め。ただし度数は決まったものしかないので、自分の視力に合うものがあれば、という感じです。
自分の視力にピッタリ合ったものが欲しい場合はVRsatile(ヴァーサタイル)という製品もありますが、お値段はグッと跳ね上がります(1万3000円~2万9000円)。自身のQuest利用頻度によっては購入を検討してもよいでしょう。
MASiKEN Meta Quest 2用 度付きレンズ
Quest Link対応ケーブル
Meta Quest 2をPCVRで使えるようにするQuest Link(旧Oculus Link)。2022年10月現在はワイヤレスでPC接続するAir Linkも正式実装されていますが、安定したデータ転送はやはりケーブル接続に分があります。
対応ケーブルにはMeta謹製のものがありますが、1万円超とお高め。自分が買ったのは下記製品ですが、USB3.0 – USB-Cならどれでも大丈夫だと思われます。USB-C側のコネクタがL字になっているタイプだとより取り回しがよさそうです。ケーブル長はお好みで。
Rampow USB Type C ケーブル
フェイスカバー
これはOculus Goの時からですが、ヘッドセットの鼻の部分の隙間がけっこう大きく、外部の光が入ってきてしまうという問題があります。Meta Quest 2では標準でシリコン製のフェイスカバーが付いてきますが、やはりこれも鼻の部分の隙間は空いたままです。
サードパーティ製のフェイスカバーの中には鼻の部分をカバーする製品もありますので、没入感を高めたい人は検討の余地ありです。私が購入したのは下記ですが、同種の製品は複数あるので、価格や材質・製品レビューなどを参考にお好みのものを選んでください。
Meta Quest 2 対応 フェイスカバー シリコン
コントローラ関連
Meta Quest 2のハンドコントローラは左右それぞれ単三電池1本を使用します。Questの利用頻度にもよりますが、そこそこのスピードで電池を消耗するので、入れ替えの手間や環境のことを考えると充電池の利用がおすすめです。
エネループとエボルタどちらも使えますが、充電可能回数の多さからエネループのほうがコスパはよいと思います。充電器には2本用もありますが、電池が切れたときにすぐ入れ替えられるので4本用のほうがおすすめです。
単三充電池(エネループ/エボルタ)
スタンド
【2023/5/14更新】半年後にはMeta Quest 3(仮)が来るだろうというタイミングですが、個人的にオススメできるものが来ました。
ワイヤレスチャージャー for Meta Quest 2
ヘッドセットの置きかたや、設置に必要なスペースはスタイリッシュとは言いがたいですが、電源に繋げばヘッドセット&コントローラの充電もできてしまうという優れものです。
コントローラは同梱のアタッチメント+充電池に換装することで、スタンドに挿すだけでワイヤレス充電できるようになります。ただしUSB – ACアダプタは付いていないので別途用意する必要があります。
気になる点としては、ヘッドセットをシャットダウンしてからの充電が推奨されていること(過充電対策だが面倒くさい)、同梱の充電池が寿命になったときに代替品が手に入るのか不明、コントローラにカバーを付けているとワイヤレス充電仕様にできない&スタンドに挿さらないかもしれない、などが挙げられます。
ですが、あきばお~では550円(税込)と安いので、もし自分には合わないと感じた場合でもそこまでダメージは大きくないでしょう。ちなみに自分はニュース初出時には品切れで買えず、翌週の入荷第2弾で購入できました。この追記時点でまだ買えるかどうかは不明です。
なお、同商品はAmazonにも出品されていますが、こちらでは4000円近い価格になっています(ネットではこちらが通常価格の模様)。
KIWI Design VR充電ドック 充電スタンド
また、VRヘッドセット関連商品で定評のあるKIWI Designからも充電スタンドが出ています。上記商品より値段は高くなりますが、Meta公式製品(Anker製、10000円)よりは気持ちお安いです。
ちなみにKIWI Designの充電スタンドはAnker製品と同じく、Meta公認のサードパーティ製アクセサリー「Made for Meta」に認定されたとのこと。いずれ公式のMetaストアにも並ぶものと思われます。
オーディオアクセサリー
【2023/11/30更新】スタンドアロン型VRヘッドセットであるMeta Quest 2に似合うオーディオアクセサリーとしては、同じく完全ワイヤレスイヤホンの「Soundcore VR P10」などが挙げられます。
が、すでにMeta Quest 3が発売中の今となっては、イヤホンにあまりコストをかけたくないのが正直なところ。ということでこちらでは有線イヤホンを紹介するにとどめておきます。今回紹介するfinal(ファイナル)のVRシリーズは、音像定位(音の方向や距離を特定すること)に特化した音響設計が特徴で、VRコンテンツやASMR音声に向くとしています。
final VR500 カナル型ゲーミングイヤホン
final E500 カナル型イヤホン
【補足】Meta Quest 3関連アクセサリー情報
Meta Quest 3の関連アクセサリー情報はこちら。ヘッドストラップやフェイスカバーなど、Quest 2とQuest 3ではほとんどのアクセサリーで互換性がないので注意が必要です。