Meta Quest 2:おすすめの定番VRゲーム&アプリ(2022年版)

 2020年10月の発売以降、コンシューマー向けVRヘッドセットでは独走状態のMeta Quest 2(旧Oculus Quest 2)。2022年10月には強力なライバルとなりうるPICO 4が登場したり、来年以降もMeganeXPlayStation VR2、そしてMeta Quest 3が控えていますが、それでもまだ当分はトップランナーでいつづけるでしょう(価格改定による値上がりは減速要因ですが……)。

 VRというとゲーム、とりわけ身体を大きく動かすアクションゲームを連想する人が多いと思いますが(実際アクションゲームは多い)、それ以外にも身体を比較的動かさず、かつVRならではというアプリも数多くあります。

 本記事ではそれらの中から、私自身が実際に使ってみておすすめできると感じたVRアプリを紹介していきます(※アクションゲームもあり)。

【無料アプリ】

Horizon Workrooms

Horizon Workrooms

 Meta謹製のバーチャル会議室アプリ。アプリとして使いやすいか/よく使うかと言われると微妙ですが、謹製だけあってMeta Quest 2に最適化されていることや、Metaが目指す“メタバース”観を理解するという点でも体験する価値ありかと。将来的にMicrosoft Teamsと連携することも発表されており、使い勝手に関しては今後の改善にも期待が持てます。

YouTube VR

YouTube VR

 YouTubeを見るだけならQuestの標準ブラウザでもいいのですが、YouTubeの利用時間・頻度が高い人はこちらのほうがおすすめです。専用アプリだと以下のような長所があります。

・デフォルトのスクリーンサイズが標準ブラウザより大きい
・疑似曲面ディスプレイ機能で大画面でも見やすい
・ホーム画面/メニューに360度動画コーナーがあり、すぐに360度動画体験ができる
・投稿動画へのコメントが別枠になっており、動画を見ながらコメントも読むことができる
・もちろん自分のYouTubeアカウントとも連携可能

Prime Video VR(プライムビデオVR)

Prime Video VR(プライムビデオVR)

 Amazon Prime(アマゾンプライム、アマプラ)会員ならぜひ。大画面でお手軽に映画やアニメが見られるのはよいです。

 一方、ヘッドセットを長時間かぶりっぱなしで他のこともできないのはいろいろ不便なので、Quest 2だと個人的には30分アニメがちょうどいい尺かなあと。とりあえずおすすめ作品としては『電脳コイル』を挙げておきます(電脳コイルはVRじゃなくてARの話ですが)。

 なお、同種のアプリとしてNetflix(ネットフリックス)もありますが、私は会員ではないため評価の対象外です。

DMM VR動画プレイヤー

DMM VR動画プレイヤー

 実質「VRアダルト動画専用プレイヤー」です。メニュー周りは正直もう少し使いやすくして欲しいところですが、これしかないのでいたしかたなし。

 VRアダルト動画は興味があるなら一度見ておくといいと思います。ただ、おそらく撮影環境の問題で、カメラアングルがどの作品でもほぼ同じになりがちです。そのため「お気に入りの女優がいる」とかでないと飽きが来るのも早いかもしれません。

 また、DMMは2022年7月末でマスターカードが決済に使えなくなったため、人によっては作品購入のハードルが一段上がっている点にも注意が必要です。

The World Beyond

The World Beyond

 Quest 2のパススルー機能を活かしたデモアプリ。VRというよりもMR(Mixed Reality、複合現実)に属するコンテンツです。プレイ時間は5分程度と短いうえ、Quest 2のパススルー機能はモノクロ&解像度も低いですが、MRの可能性を感じるにはちょうどいいかと。

 ただし、プレイ前のセッティングはやや面倒(プレイエリア設定のほかに壁の設定も必要。マイクオンも必須)。せまい部屋や荷物の多い部屋では遊びにくい点にも注意が必要です。言語は英語のみですが、中学レベルかつテキストのみなので難易度は高くないでしょう。

VRChat

VRChat

 VR SNS(≒メタバース)の筆頭とも言えるVRChat。Quest版はPC VR版と比べて「行けるワールドが限られている」「Quest対応アバターしか使えない」などの制約がありますが、それでも「VR SNSアプリとしてはもっともメジャー」という点でおすすめに入れています。

 VRChatがVR SNSとしての理想形か、と言われると個人的には違うと思っていますが、長くなるのでその話はまた別の機会に。

 ちなみにPCデスクトップ版は快適に動かすには相応のPCスペックが必要なうえ、UIが最適化されていないため、使い続けるという意味ではQuest版よりも満足度は低いというのが個人的な評価です。

Spatial

Spatial

 元々はVR会議ツールとしてスタートしたSpatialですが、2021年にNFTギャラリーツールへとピボット。元がVR会議ツールのため、UIやアバター利用などを含め、ユーザー間コミュニケーション用のツールとして使いやすいのが特徴です。VR版のほかにWebブラウザ版やスマホアプリ版もあります。

 無料版の範囲でコミュニケーションツールとしての大半の機能をカバーしているので、NFTとは関係なしに使い道はありそう。将来的にNFTが「怪しいもの」でなくなれば、一気に人気が出る可能性もワンチャンあるかも?

【有料アプリ】

Beat Saber(ビートセイバー)

Beat Saber(ビートセイバー)

 今やVRゲームの代名詞とも言える『Beat Saber』。VRゲーとはなんぞ、というのを体験するためにもぜひおすすめです。まずは無料のデモ版からどうぞ。長く遊べそうだと思ったら製品版を買えばよいでしょう。追加の音楽パックも定期的にリリースされています。

Cubism(キュービズム)

Cubism(キュービズム)

 いたってシンプルなVR立体パズル。そのシンプルさゆえに、気軽に始められる&止められるのが魅力です。リリース後のアップデートを経て、ハンドトラッキングやパススルー機能にも対応しました。問題も90問以上あり、価格も990円と高コスパです。

 また、パズルエディターも実装しており、上級者向けではありますが自分でパズル問題を作ることもできるようになっています。

TRIPP

TRIPP

 いわゆる瞑想アプリ。基本は有料(月額8ドル、年額30ドル、買い切り60ドル)ですが、無料のデモステージがあります。ナレーションは英語のみですが、基本的には音と映像にひたるだけなので、デモステージだけなら英語がわからなくてもなんとかなるでしょう。

 瞑想アプリは他にもいくつかありますが、まだ「これぞ」というものに出会えていないので、いったんこれをおすすめとしておきます。