XR(AR/VR/MR)関連の用語集、「数字」「記号」のページです(更新継続中)。用語集トップページはこちら。
【数字】
360度動画
360度全方向を撮影した動画のこと。「全天球動画」とも。360度動画自体はVRではないが、VRヘッドセットと組み合わせることで、VR空間に入って360度全方向を見渡す体験ができる。
通常の360度動画では、撮影地点の周囲360度の映像を見ることができるが移動はできない。VR空間内を移動もしながら360度映像を見るためには、VRカメラでの撮影が必要になる。(読み:さんびゃくろくじゅうどどうが)
3DCG
3Dimensional Computer Graphicsの略語。三次元(立体)で描かれたコンピューターグラフィックスのこと。AR/VRコンテンツでは3DCGで描かれたオブジェクトや背景が必要不可欠であり、特にVRでは世界のすべてを3DCGで作成する必要がある。
3DCG制作ツールは数多くあり、代表的なものとしてMAYA、3DS MAX、Cinema 4D、Blenderなどがある。(読み:すりーでぃーしーじー)
3Dスキャン
3D Scanning。現実世界の物体を分析して、三次元(立体)のデジタルデータに変換すること。AR/VR分野では、3DCG制作のいち手法として用いられる。
3Dスキャンには3Dスキャナーを使用する。3Dスキャンには大きく分けて、対象物にセンサーを直接触れて測定する「接触式」と、対象物にレーザーや光を照射して測定する「非接触式」がある。(読み:すりーでぃーすきゃん)
3DoF
Three degrees of freedom。「3自由度」と訳される。
XRの分野では、VR空間内で物体が動ける自由度のことを指し、3DoFでは回転と傾き(X・Y・Z軸の回転)に対応する。3DoF対応VRヘッドセットでは装着者の頭の動きを感知して、360度の映像を眺めることができる。(読み:すりーどふ)
6DoF
Six degrees of freedom。「6自由度」と訳される。3DoFの自由度に加え、前後・左右・上下への移動に対応する。(読み:しっくすどふ)
8th Wall
米国のAR企業、または同社が提供するWebAR開発プラットフォームのこと。
WebAR開発プラットフォームとしての8th Wallでは、Webブラウザ上で動作するWebARの作成から公開までを行うことができる。2023年8月にはInworld AIやChatGPTなどのジェネレーティブAIとも組み合わせることができるようになった。
企業としての8th Wallは2022年3月、Nianticに買収(合併)されている。(読み:えいすうぉーる)