本記事はVTuber事務所・ホロライブプロダクションの二次創作ゲームブランド「holo Indie(ホロインディー)」に関する情報をまとめたものです(今後も適宜更新予定)。
holo Indie (ホロインディー)とは

holo Indie(ホロインディー)とは、カバー株式会社が運営するVTuber事務所「ホロライブプロダクション」の二次創作ゲーム向けゲームブランドです。
ブランド運営は2023年10月に設立されたカバーの子会社、シー・シー・エム・シー(CCMC)が行っています。CCMCではholo Indieの運営のほか、カバー社が保有するIPを活用したライセンスサービスも手がけています。
holo Indieの成り立ち
holo indieが正式に設立される以前から、ホロライブプロダクションのファンコミュニティではファンアートや同人誌、手描きアニメを含む切り抜き動画などの二次創作が盛んでした。
そんななか、ファンメイドの二次創作ゲームも登場。中でも『HoloCure – Save the Fans! (ホロキュア)』(2022年6月リリース)、『Idol Showdown』(2023年5月リリース)の2作品は、その出来のよさからファンの間でも好評となりました。


こうした動きを受けカバーは2023年11月、同社が制定する二次創作ガイドラインを改訂し、新たに「二次創作ゲームに関するガイドライン」を追加。と同時に、二次創作ゲーム向けのゲームブランド「holo Indie」の立ち上げを発表しました(※プレスリリース)。
holo Indieの設立により、クリエイターはカバーが保有するIPを利用した二次創作ゲームを有償配布することもできるようになったほか、ゲームクリエイターの活動をサポートする仕組みも提供されるようになりました。
一方で、この取り組みには「二次創作ゲームにおけるIP利用状況を把握しやすくする」という思惑もあることは間違いないでしょう。
ちなみに、holo Indieのリリース第一弾タイトルにはろぼくろ氏が開発した『ホロパレード』が選ばれています。
また、holo indieのプロジェクト始動を追いかける形で、2024年5月にはCCMCの公式サイトおよびholo Indie公式Xアカウントも開設(※プレスリリース)。
さらに2024年6月には、hololive DEV_IS(ホロライブデバイス)の「ReGLOSS」(リグロス)に所属する一条莉々華が「holo Indie 応援大使」に就任しています(※プレスリリース)。
holo Indieのタイトル入手先
holo IndieのゲームはそのほとんどがSteamで配信されています。2025年6月にはニンテンドースイッチ向けタイトルもリリースされました。
holo Indieタイトル一覧は次のページで紹介しています(年表式)。
holo Indie関連インタビュー記事
holo Indieの運営陣やクリエイターに関する記事や動画をまとめました。記事は新しいものから順に並べています。
● インタビュー]holo Indieの人気作「ホロパレード」と「ホロライブお宝マウンテン」のSwitch版が登場。それぞれの開発者が抱く展望とは (4Gamer.net、2025/7/3)
● 偶然生まれたゲームブランド!? 「holo Indie」のキーマンと『ホロパレード』開発者に直接インタビュー! (Gamewith、2025/6/25)
● ホロライブの「ファンゲーム」をもっと見たい! 「holo Indie」は“ゲーム”から“二次創作”全体を後押しするプロジェクトだった【運営インタビュー】 (INSIDE、2025/5/14)
● ホロライブのゲームブランド“ホロインディー”は、「クオリティの高すぎる」ファンメイドゲームから生まれた。『HoloCure』を見たカバー社員が、最終的に子会社まで作ることになったワケ (電ファミニコゲーマー、2025/3/3)
● 【ホロインディー】ホロライブが二次創作に踏み込んだ。インディーゲーム支援は性善説で成り立つ (ファミ通.com、2024/9/14)
● 「ホロライブ」の公式3Dモデルをゲーム開発者に提供。二次創作ゲームを盛り上げる「holo Indie」の新しい取り組みとは? (4Gamer.net、2024/9/1)
● VTuber、クリエイター、ファンが生み出す熱量をゲームに。ホロライブのゲームブランド「holo Indie」とは何なのか?直接聞いてきた。『Idol Showdown』の反響で会社を設立、コミュニティの熱量はやがて海を超えるのか【BitSummit Drift】 (電ファミニコゲーマー、2024/8/7)
● ホロライブの二次創作ゲームブランド「holo Indie」がBitSummit Driftに出展。その理由を,カバー社のキーマンに聞いてきた (4Gamer.net、2024/7/25)
● 「holo Indie」クリエイター ろぼくろ氏インタビュー (note、2024/4/11) ※英語版はこちら
● ホロライブ同人格闘ゲーム「Idol Showdown」はなぜ生み出されたのか? 制作者インタビュー (Mogulive、2023/6/7)
● 「HoloCure」開発者インタビュー なぜ海外ユーザーが「ホロライブ」のファンゲームを制作したのか? (Mogulive、2022/10/2)
● I Interviewed The Developer For Holocure (Koefficient、2023/5/13) ※下記YouTube動画