ライブ配信サイト「Twitch」の視聴方法とTwitchで注目のVTuber

 YouTubeと並ぶ、VTuberの主要な活動拠点のひとつ・Twitch(ツイッチ)。本記事ではTwitchの基本的な視聴方法と、Twitchで活動している注目VTuberについて紹介していきます。

 「VTuberは『バーチャルYouTuber』の略なのだから、『Twitchで活動しているVTuber』という表現はおかしいのでは?」という指摘はいったんスルーで。

Twitchとは

 TwitchはAmazonが運営するライブ配信プラットフォームです。元々は2011年にJustin.tvとしてスタートしましたが、2014年8月にAmazonが買収。それを機にサービス名・社名も現在のTwitchに変わりました。

 Twitchではゲーム実況を中心に、雑談、音楽(作詞作曲・歌唱・楽器演奏)、クリエイティブ(絵画・料理・工作・プログラミング)など、さまざまなコンテンツがライブ配信されています。

 TwitchはWebブラウザから視聴できるほか、スマホアプリも利用可能です(iOS / Android)。過去にはニンテンドースイッチ版もありましたが、2023年11月にサポート終了を発表。2024年1月末でアプリ版は利用できなくなります。

TwitchとYouTubeとの違い

 TwitchはYouTubeと並べて語られることが多いです。TwitchとYouTube、どちらも「動画サイト」という点では同じですが、一方で違うところも多数あります。両者の違いはざっくり以下のとおりです。

Twitch

  • Amazon運営のライブ配信サイト
  • アーカイブは一定期間で消える(配信者が自身で設定することで残すことも可能)
  • クリップ(切り抜き動画)作成機能が標準実装されている
  • 通常検索および「ゲーム」「雑談」「MUSIC」などのカテゴリ検索が可能。それぞれのカテゴリはさらにサブカテゴリに分かれ、例えばゲームはタイトルごとに分類されている。その他、アルゴリズムによる「おすすめチャンネル」も
  • 収益化方法は投げ銭(ビッツ)とサブスクリプション。その他、Amazonアソシエイトプログラムも利用可能
  • 最大6人の配信者がコラボできる「一緒にストリーム(Stream Together)」機能がある

YouTube

  • ライブ配信機能(YouTube Live)もあるが、基本は動画共有サイト。Googleが運営
  • アーカイブは削除しないかぎりずっと残る
  • 通常検索および「ゲーム」「ライブ」「音楽」などのタグ検索が可能。その他、アルゴリズムによるレコメンドや「急上昇」カテゴリもあり
  • 収益化方法は動画再生数に応じた広告収入のほか、投げ銭(スーパーチャット・スーパーステッカー)やサブスクリプション(メンバーシップ)などがある
  • 通常サイズの動画のほか、スマートフォンでの視聴に特化したタテ型の「YouTube Shorts」もある

Twitchの基本的な使いかた(視聴方法)

 ここではPCのWebブラウザを前提とした、Twitchの基本的な視聴方法をざっくり図説します。特に難しくはないので、「YouTubeとはここが似てる/ここが違う」というところだけ理解できればOKです。

1: 自動ピックアップされたライブ中のチャンネル。左右にスライド&クリックで遷移可能
2: Twitchがおすすめするライブ中チャンネル
3: フリーワード検索
4: Twitchのおすすめチャンネル。フォローしているチャンネルが優先表示される
5: フォローしているチャンネルを表示(別ページに遷移)
6: カテゴリ別コンテンツ検索(別ページに遷移)
7: Prime Gaming特典/通知/ウィスパー(※1)/ビッツ(※2)の購入
8: アカウント設定(自分が配信する場合の設定もここ)

※1:ウィスパー……配信者や他の視聴者にDMを送る機能
※2:ビッツ(Bits)……投げ銭として使われるバーチャルグッズ

「コンテンツを探す」では、「ゲーム」「雑談」などの大カテゴリからさらにサブカテゴリまで掘り進められる

9: ナビゲーションを折りたたむ(左右とも折りたたみ可能)
10: チャット表示欄
11: 配信者情報ページに遷移
12: リアクション/チャンネルフォロー/通知オン・オフ/サブスクライブ
13: チャット入力欄(入力&送信にはチャンネルフォローが必要な場合が多い)

 スマートフォンでの視聴についてはTwitch公式による解説ページがあります。Android版のみですが、iPhone版もおおむね同じと考えてよいでしょう。

 順番が前後しますが、Twitchをより便利に使いたいならユーザー登録するのがおすすめです。特にAmazonプライムに入っている人は特典も受けられるのでぜひ登録しておきましょう。

ユーザー登録をせずにTwitchにアクセスするとユーザー登録を促される。必須ではないが、より便利に使いたいなら登録するのがベター

知っておきたいTwitchの特典

 Amazonプライムに加入している場合、AmazonアカウントとTwitchアカウントを連携させることでTwitchの特典を受けることができます(正確にはAmazonプライムに含まれる「Prime Gaming」の特典)。

 Twitch側で受けられる特典は複数ありますが、そのひとつにTwitchのチャンネルサブスクリプション加入権があります。TwitchのサブスクリプションはYouTubeでいうところのメンバーシップに相当するアイテムで、サブスクリプションした配信者には一定の収益が入ります。

 サブスクリプションは30日間有効で、毎月1つもらえます(Tier1と呼ばれるもっとも安いプランのもの)。ただし30日ごとに権利が切れるので、同じ人にサブスクリプションし続ける場合でも都度登録し直す必要があります。毎月2人以上のチャンネルでサブスクリプションを利用したい場合、2人め以降は実費払いになります。

 ということで、Amazonプライム会員は、AmazonアカウントとTwitchのアカウントを連携させましょう。アカウントの連携方法はこちら

Amazonプライム会員がアカウントをTwitchと連携している場合、サブスクリプション加入権を1つ無料で入手できる

Twitchで配信している注目VTuber

 最後に、Twitchをメインの活動場所にしているVTuber(バーチャルストリーマー)のなかから、手始めに視聴しておきたい人たちを紹介します。個人的にはfilianとか好きですが、ちょっと難易度が高い(?)ので……。

赤見かるび

 2021年1月から活動している個人VTuber(企業や事務所に所属していないVTuber)。個性的な声が特徴で、ゲーム実況のほかYouTubeでは自身の切り抜き動画のほか、歌ってみた動画なども公開しています。

 ホロライブ・にじさんじ・ぶいすぽっ!といった人気VTuber事務所のタレントや、格闘ゲーマーのウメハラ(梅原大吾)との交流を経て2023年に大きくブレイクした、今もっとも勢いのあるVTuberのひとりです。

[ Twitch ] [ YouTube ] [ X(旧Twitter)]

夢野あかり

 日本のVTuberグループ「ぶいすぽっ!」に所属するVTuber。元々は「濃いめのあかりん」として個人で活動していましたが、2023年6月にぶいすぽっ!に加入し「夢野あかり」に改名しました(Twitchは今でも「濃いめのあかりん」名義)。

 配信内容はゲーム実況、特にFPS「VALORANT」が多め。活動のほとんどがTwitchのため、YouTubeチャンネルにはほとんど動画がありませんが、ぶいすぽっ!加入時の初配信はYouTubeで行っています。

[ Twitch ] [ YouTube ] [ X(旧Twitter)]

Henya the Genius(ヘニャ)

 米国のVTuberエージェンシー「VShojo」に所属するVTuber。日本語と英語のバイリンガルで、その笑い声はファンの間でケトル(Kettle、ヤカン)のようだと言われ愛されています。配信はゲーム実況がメイン。デビューは2023年5月ですが……。

[ Twitch ] [ YouTube ] [ X(旧Twitter)]