VRChatにも持ち込み可能、3Dアバタープラットフォーム「Ready Player Me」の使いかた

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3: アバターを外部のアプリ・ゲームと連携する

 作成した3DアバターはReady Player Meが提携しているアプリやゲームに持ち込むことができます。インポートできるアプリ・ゲームの数は2023年10月時点で9000以上。インポート手順はサービスやアプリによって多少異なりますが、おおむね以下のとおりです。

  1. Hubページ、「Discover Apps」に移動
  2. アプリ一覧から希望のタイトルを探す
  3. アバター連携したいアプリの「View app」をクリック
  4. 「Connect avatar」をクリック
  5. 必要に応じて連携先アプリのID・パスワードを入力

Ready Player MeからVRChatにアバターを持ち出す方法

 アバター外部連携の例として、今回は特に需要がありそうなVRChatでの手順を紹介します。下記の画像の手順で進めてみてください。

 なお、自作の3Dアバターを直接VRChatに持ち込めるアプリ・サービスは、筆者の知る限りこのReady Player MeとGugenkaの「MakeAvatar(メイクアバター)」しかありません(2024年10月現在)。

Hubページ、左メニューの「Discover Apps」をクリック。出てきた一覧の中からVRChatを探し、「View app」をクリック
「Connect avatar」をクリック
上手くいくと画面中央上に水色のメッセージ枠が出現してすぐ消える(問題がある場合は赤色のメッセージ枠)。メッセージ枠が消えたら右下の「Import to VRChat」をクリック
「App Overview」(アプリ概要)の右にある「How to Connect」をクリックするとアプリの連携手順が表示される(英語)
VRChatとの連携の場合、VRChat側のID/パスワード入力を要求される(「Login」の項目)。なお、MetaやHTC Viveのアプリなどで作成したID/パスワードはNGで、VRChat純正のID/パスワードが必要
VRChatのID/パスワードを入力すると、VRChatの登録メールアドレスにワンタイムパスワード(6桁の数字)が届く。数字を入力したら「Verify」をクリック
VRChatの認証画面へ。問題なければ「Authorize」をクリック。Webブラウザ上での処理は数十秒で終わるが、実際のアバターの転送には最大10分程度かかる
VRChatの画面。連携した3Dアバターはメニューの「Avatars」、「Other」のタブにある
Ready Player Meで作成したアバターはPC/Questの両方に対応する

【備考】 Ready Player MeのアバターをSpatialで使う

 Ready Player Meのアバター作成ツールが最初から統合されているソーシャルVR / メタバースアプリ「Spatial」について、過去に書いた記事へのリンクを参考として貼っておきます。

 SpatialにはReady Player Meのアバター作成ツールが組み込まれているため、Ready Player Meのアカウント登録なしでもアバターを作成できます。もちろん、Ready Player Me上で作ったアバターを持ち込むことも可能です。

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