XR(AR/VR/MR)関連の用語集、「か行」のページです(更新継続中)。用語集トップページはこちら。
【か】
GAFAM
米国の大手テクノロジー企業「Google(Alphabet傘下)」「Amazon」「Facebook(現Meta)」「Apple」「Microsoft」の頭文字を取った略語。
GAFAMはいずれも何らかの形でXRやメタバースに関する技術やサービスを提供している。(読み:がーふぁむ、がふぁむ)
【く】
米大手IT企業のひとつで、持株会社Alphabet社の子会社。検索エンジンGoogleでもっともよく知られているが、AR/VR分野でも多数の取り組みを行っている。代表的な例としては以下のようなものがある。(読み:ぐーぐる)
- Google Glass
- Google Daydream
- ARCore
- Googleレンズ
- Googleマップ ライブビュー
- Owlchemy Labs(VRゲームスタジオ)
cluster(クラスター)
日本企業クラスターが開発・運営するメタバースプラットフォーム。自身の分身であるアバターで3D空間に入り、イベントやゲーム、ユーザー同士のコミュニケーションなどを楽しむことができる。
2016年2月にα版リリース、2017年6月に正式版がリリースされた(リリース当初は「バーチャルSNS」を呼称)。Windows PC、Mac、PC VR、Meta Questのほか、現在はスマートフォン(Android/iOS)版もある。(読み:くらすたー)
クロノス・グループ
Khronos Group。米オレゴン州ビーバートンに拠点を置く、非営利の技術コンソーシアム。XR関連では、XRプラットフォームおよびデバイスへのクロスプラットフォームアクセスを提供するAPI「OpenXR」の仕様策定を行っている。
【け】
ゲームエンジン
「ゲーム開発エンジン」とも。ゲーム制作に必要な機能をひとつにまとめたソフトウェアのこと。従来のビデオゲームだけでなく、AR/VRゲーム・アプリの開発にも使われる。
代表的なゲームエンジンはUnity(ユニティ、Unity Technologies)とUnreal Engine(アンリアルエンジン、Epic Games)。その他、GameMaker(ゲームメーカー、YoYo Games)、Godot(ゴドー、Godot Foundation)などもある。また、ゲーム開発企業が独自のゲーム開発エンジンを持っている場合もある。
【こ】
光学シースルー
Optical see-through。光学系の技術を用いて、レンズ越しに実際の視界とデジタルコンテンツを重畳表示する方式のこと。
対照的な方式であるビデオシースルー(Video see-through)と違い、透明なディスプレイにCGを表示するため視界が広く、表示遅延が少ないというメリットがある。
一方で、デジタルコンテンツを表示できる領域がビデオシースルーに比べてせまい、現実環境の明るさや背景の色によってデジタルコンテンツの視認性が下がる場合がある、などのデメリットがある。(読み:こうがくしーするー)
ゴッドレイ
God Ray。物体の隙間や穴から光が差し込む現象、あるいはその結果生じる光線のこと。
VRの分野では、ハイコントラストな映像表示時に光のラインが発生する現象のこと。VRヘッドで採用されることの多いフレネルレンズではゴッドレイが発生しやすいとされる。