今週のXRニュース 2023年12月第2週 【12/10~12/16】

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 XR(VR/AR/MR)関連ニュースを週ごとにまとめています。元ネタは英語記事が多め。日々ライブ更新していくので、週の前半はあまりネタがなく、後半になるほど増えていきます。

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2023年12月第2週のXRニュース

【アプリ】 Meta QuestストアにマイクロソフトのOffice製品が登場

 MetaとMicrosoftの連携、Xboxクラウドゲーミングに続いてビジネスサイドのアプリも登場です。

 Meta QuestストアにはWordExcelPowerPointの定番Officeソフトに加え、App Labにはマイクロソフト版Horizon Workroomsたる「Microsoft Mesh」も並んでいます。いずれも初代Questでも使えるほか、Bluetooshキーボード/マウスに対応しています。

 正直なところMeta Quest 2/3/Proのディスプレイ解像度ではOfficeソフトは使いづらいと思いますが、最初の一歩ということで今後にも期待です。Microsoft Meshのほうは順調にいけばHorizon Wookroomsに取って代わる可能性が高そうなので、自身でもいろいろ試してみようと思います。

(2023/12/18追記)テクノエッジによる日本語記事はこちら。 【Android Central、2023/12/15】

【メタバース】 Supersocial、Roblox内に音楽ワールド「Beat Galaxy」をオープン

 実際のRobloxワールド「Beat Galaxy」はこちら

 Robloxのワールド制作を手がけるSupersocialが、ユニバーサル ミュージック グループ(UMG)と提携して作成した「Beat Galaxy」。24時間営業のバーチャルクラブ・リズムゲーム・UMG所属アーティストの情報コンテンツなど、ファンが音楽と交流できるワールドで、将来的にライブコンサートやポップアップショップも展開予定とのこと。

 オープン時点では米国ユーザーのみ利用可となっており、日本でも利用可能になるかは不明です。 【GamesBeat、2023/12/14】

【サービス】 Meta QuestでXboxクラウドゲーミング提供開始

 以前よりアナウンスされていたMetaとマイクロソフトの連携、まずはXboxクラウドゲーミングから実現。いちおう現時点ではベータ版という扱いです。

 Questコントローラーではキー・ボタンが対応していないため、プレイには別途ゲームパッドが必要ですが、PlayStation 4/5、Xbox、ニンテンドースイッチなどメジャーどころのコンソール機のコントローラーが流用可能。

 Metaの日本公式X(旧Twitter)アカウントでもアナウンスされているので、日本でも利用可能と思われます。 【Meta、2023/12/13】

【ハードウェア】 Ray-Ban Metaスマートグラス、AI画像検索機能をテスト中

 Meta公式情報はこちら

 Metaとレイバンのコラボによるスマートグラス「Ray-Ban Metaスマートグラス」が、AIを利用した画像検索機能「Look and ask with Meta AI」をテスト中です。

 Look and ask with Meta AIではスマートグラスに話しかけることで、そのときカメラがとらえている映像をAIが分析して回答。Meta公式が挙げた例としては「外国語の標識を翻訳する」「見ている植物の名前を答える」「スマートグラスで撮影した写真にキャプションテキストを付ける」などができるとのことです。

 同機能は現在米国でベータテストが開始。なお、Ray-Ban Metaスマートグラスは日本では未発売です。 【Engadget、2023/12/12】

【その他】 AOUSD、OpenUSDの標準仕様策定に関するロードマップを発表

 OpenUSD(Universal Scene description)を通じて3Dコンテンツの相互運用性の促進を目指す、今年8月に結成された組織Alliance for OpenUSD(AOUSD)。そのAOUSDが今後のロードマップを発表しました。OpenUSDの標準仕様策定のため、ロードマップでは今後2年間にわたる計画が提示されています。

 また、ロードマップの発表と併せて、AOUSDに新メンバーとしてEpic Games、Meta、Spatial、Unityほか計12社が加盟したことも発表しています。 【AOUSD、2023/12/12】

【ハードウェア】 180° VRカメラ搭載スマホ「SLAM」がクラファン中

 前方180°の3D VR映像を撮影できるカメラを搭載したスマートフォン「SLAM」が、クラウドファンディングサービスIndiegogoに登場しました。

 現状、VR映像の撮影には専用のVRカメラが必要で、価格も決して安くはありません。今回登場したSLAMは前方180°のみという制限はあるものの、スマートフォン1台でVR映像が撮影できるという代物です(動画4K、静止画6K)。

 中国製、かつ価格もアーリーバードで289ドル or 319ドルとちょっと信じられないレベルですが、興味があれば経緯だけでもチェックしておくといいかもしれません(もし投資する場合は自己責任で)。

 Indiegogoのクラファンページはこちら。 【Mixed、2023/12/10】

★その他のニュース

● Meta Quest用PCストリーミングツール「Casting 2.0」がワイヤレス動作に対応(UploadVR、12/15)

● ビジュアルアーツ、KeyブランドからARをモチーフにしたPCノベルゲーム『虹彩都市』を発表(Key、12/15)

● ANYCOLOR、2024年4月期第2四半期決算発表(ANYCOLOR、12/14)※PDF

● Strivr、自社製品によるVRトレーニング体験が200万件を突破(Strivr、12/14)

● Meta Quest用Steam Link、画質を改善する「Advanced Supersample Filtering」のアップデート(UploadVR、12/14)

● iPad版/PC版VRoid Studioに合計200種のプリセットパーツを追加(VRoid、12/14)

● ANYCOLOR、VTuberに特化したリモートライブシステムを株式会社stuと共同開発(ANYCOLOR、12/14)

● BitHuman、企業向けにリアルな人型AIエージェントを発表(VentureBeat、12/13)

● Virtualion、5000万円の資金調達を実施(PR Times、12/13)

● LINE NEXT、Web3エコシステム拡大に向け1億4000万ドルの資金調達を決定(LINEヤフー、12/13)

● Snap、サブスクリプション「Snapchat+」ユーザー向けに新たなAIツールを提供開始(TechCrunch、12/12)

● サンリオ、「SANRIO Virtual Festival 2024 in Sanrio Puroland」を2024年2月19日より開催(サンリオ、12/12)

● 代々木アニメーション学院、「VTuber科」を2024年4月より開講。ANYCOLORがカリキュラム監修協力(PR Times、12/12)

● iOS 17.2正式リリース。iPhone 15 Proの3D空間ビデオ撮影機能など(CNET Japan、12/12)

● Epic Games、Googleとの独占禁止法違反の争いに勝利。Googleは控訴予定(TechCrunch、12/12)

● 壽屋、テレビ朝日と資本業務提携契約を締結(壽屋、12/11)

● 2023年のブラックフライデー、英国ではVR製品で過去最大の収益か。調査会社調べ(UploadVR、12/11)

● 2023年11月のPS Storeダウンロードランキング(日本欧米)(PlayStation.Blog、12/11)

● ANA NEO、バーチャル旅行プラットフォームアプリ「ANA GranWhale」をローンチ(ANA NEO、12/11)

● ノースウェスタン大学の研究チーム、実験用マウス向けのVRゴーグルを開発(Engadget、12/10)

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