今週のXRニュース 2023年9月第2週 【9/10~9/16】

 XR(VR/AR/MR)関連ニュースを週ごとにまとめています(4月第1週より継続中)。元ネタは英語記事が多め。日々ライブ更新していくので、週の前半はあまりネタがなく、後半になるほど増えていきます。

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2023年9月第2週のXRニュース

【ハードウェア】 Meta、次期スマートグラスがFCCの審査入りか

 The Vergeによる解説記事はこちら

 FCCの申請ページによると、登録者はレイバンブランドの親会社ルックスオティカ (Luxottica Group)、製品分類は「スマートグラス」となっています。Meta Quest 3同様、今月末のMeta Connect 2023でなんらかのアナウンスがあるかもしれません。 【FCC、2023/9/11】

【メタバース】 バンダイナムコ、「ガンダムメタバース」を期間限定オープン

 正式ローンチは2024年春予定ですが、それに先駆け10/6~17に日米で期間限定オープン。現在、「ガンダムメタバースプロジェクト」公式サイトで事前登録受付中です。 【GUNDAM.INFO、2023/9/15】

【メタバース】 Meta、「Horizon Worlds」のモバイル版とWeb版を提供開始

 Metaの公式リリースはこちら

 現時点ではモバイル版・Web版ともアーリーアクセス扱い。日本は例によってまだサービス提供対象外です。なお、このタイミングでHorizon Worldsのアバターには脚も実装されています。 【CNET Japan、9/15】

【ハードウェア】 iPhone 15 Pro、「空間ビデオ」撮影に対応。Apple Vision Proでも再生可

 「空間ビデオ」はApple Vision Proでも撮影可能ですが、「誰もがすぐにApple Vision Proを買える&使えるわけではない」「Appple Vision Proで撮影しているとたぶん周りから浮く」などの理由から、取り回しが利くiPhoneで採用されたのはメリットがありそうです。

 そしてなにより、Apple製品によるエコシステム強化のひとつとして、まずはアーリーアダプターによる作例・実用例が出てくるのをチェックしていきたいところです。 【テクノエッジ、2023/9/13】

【ソフトウェア】 Unity、料金体系変更へ。アプリのインストールごとに課金が発生

 Unity公式ブログ(日本語)の記事はこちら

 新たな料金体系は「ランタイム料金」(Runtime Fee)と呼ばれるもので、一定の売上発生以降はゲーム/アプリのインストール数に応じて料金が発生する仕組み。日本のユーザー(開発者)も対象です。 VR/ARアプリはスマホアプリと同様にUnityで開発されているものが多く、VR/AR開発者・企業にとって少なからぬ影響があるものと見られます。

 新料金体系は2024年1月1日から適用予定ですが、まだ少し時間があることや、ユーザーの不満の声などからまだ変更の可能性があるかもしれません。 【UploadVR、2023/9/12】

【ソフトウェア】 Meta、Questソフトウェアv57を配信開始

 Metaの公式解説はこちら

 今回のアップデートは全体的に小粒な変更が多めですが、アバターに関しては髪/眉/肌の色が微調整できたり、メイクやフェイスペイントが追加されたりなど、より細かなカスタマイズができるようになっています。

 また、ヘッドセット起動時に画面内に開く最初のウィンドウが、「発見(Explore)」から「Horizon」に名称変更されるとのこと。Horizon Worldsのグローバル展開に向けての移行準備でしょうか。 【TechCrunch、2023/9/11】

【ハードウェア】 Pimax Crystal、アイトラッキングと自動IPD調整が利用可能に

 スケジュール遅延で定評のあるPimaxのVRヘッドセット、そのひとつである「Pimax Crystal」は今年の5月末ごろから(当初の予定から半年以上遅れて)出荷を開始。ただし、当初アナウンスされていたアイトラッキング機能やスタンドアロンモードは「後日実装」となっていました。

 今回発表された最新のソフトウェアアップデートでは、遅れていたアイトラッキング機能を実装。併せて、自動IPD調整(IPD:InterPupillary Distance、瞳孔間距離)やフォービエイテッド・レンダリング機能も実装されました。

 さらに、こちらも製品リリース時に実装されなかったスタンドアロンモードもパブリックベータ扱いながら利用可能に。Pimax専用のアプリストアでは、8タイトルと少数ながらスタンドアロンモードで遊べるアプリもリリースされています(今後さらに3つ追加予定)。 【Pimax、2023/9/11】

【ゲーム】 Gugenka、Meta Quest向けVRロボットバトル『QuantanoID』を発表

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 カスタマイズ可能な10m強のロボット「QuantanoID」に搭乗し、コックピット目線で戦うVRロボットバトルゲーム。開発協力にインフィニットループ、発売は2024年予定。今月開催の東京ゲームショウ2023にも出展予定です。
 
 その他、主題歌担当にKAMITSUBAKI STUDIOのバーチャルシンガー・ヰ世界情緒(いせかいじょうちょ)を迎えるなど、プロモーションの準備もぬかりなさそうです。 【PR Times、2023/9/10】

その他のニュース

企業 元ワーナーメディアCEO、Jason Kilar氏がRobloxの取締役に就任(TechCrunch、9/15)

その他 明治大学、「電気を利用した味覚の拡張」でイグ・ノーベル賞(栄養学)を受賞(明治大学、9/15)

メタバース クラスター、国内自動車メーカー8社共同プロジェクト「爆創クラブ」を開発(PR Times、9/15)

ソフトウェア Epic Games、Apple Vision ProのUnreal Engineネイティブサポートを検討中(Road to VR、9/14)

企業 「にじさんじ」のANYCOLOR、2024年4月期第1四半期は大幅な増収増益(ANYCOLOR、9/14)※PDF

ハードウェア HaritoraXシリーズ、Meta Questスタンドアロン版のVRChatに対応(Shiftall、9/14)

サービス Pictoria、「ライブドアニュース24」でニュース配信するAIキャラクターを開発(PR Times、9/14)

アプリ Snapchat、オランダの月間ユーザー数(MAU)が500万を突破(Snap、9/14)

ゲーム AR位置情報ゲーム「モンスターハンターNow」、全世界でリリース(Niantic、9/14)

ソリューション ボーイングとRed 6、初のARテスト飛行を完了(ボーイング、9/13)

ハードウェア 米陸軍、軍事用カスタムHoloLens(IVAS)を追加発注(The Verge、9/13)

企業 博報堂DYメディアパートナーズと小学館、アバターソリューションの開発で協業(博報堂DYメディアパートナーズ、9/13)

ソフトウェア SpectreXR、自社製のUnityプラグイン「OctoXR」とUltraleapのハンドトラッキング技術を統合(SpectreXR、9/12)

企業 Genies、50万ドルのデジタルファッション基金を設立(Auganix.org、9/12)

アプリ Meta、Meta Questストアに「STEM」「言語学習」などの教育カテゴリをテスト設置(Meta、9/12)

ハードウェア NTTコノキュー、法人向けにMagic Leap 2の取り扱いを開始(PR Times、9/11)

アプリ Snapchat、MTVと提携。ARレンズを通じてアワードへの投票が可能に(TechCrunch、9/11)

VTuber アバター姿でビデオ通話ができるChrome拡張「Vme!」リリース(PR Times、9/11)

ゲーム 2023年8月のPS Storeダウンロードランキング(日本欧米)(9/11)

ハードウェア Diver-X、法人/研究向けXR用小型触覚デバイス「ContactGlove Lite」を発表(PR Times、9/11)

メタバース Robot Consulting、メタバース空間にAIチャットボット「ロボット弁護士」を設置(PR Times、9/11)

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